新婚旅行
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鳳珠は少し驚いたような顔になってから、嬉しそうに破顔した。
春麗の胸はまたキュンとなったが、少し視線をずらしたときに鳳珠の首から肩にかけて、実はがっしりしている男性の体だということに気がついて急に恥ずかしくなって赤くなり視線を外の様子に逸らした。
もう一度、月を見上げてみて少し心を落ち着かせる。
鳳珠はまた面白くなさそうな顔をしてから…春麗を抱えていた大きな掌をさわさわと動かし始めた。
「んんっ…くすぐったいです…」
「私のところにいるとたった今言ったばかりの天女が、月を見て帰りたそうにしているからな」
ゆるりと、だが春麗の身体にじわじわと火をつけるような触り方で、背中や腰を撫でる。
「んっ…」
お湯にのぼせてきたのか、鳳珠の手にのぼせてきたのかわからないと思い始めた頃、腰の辺りに鳳珠の熱いものが当たり、春麗は小さく声をあげた。
段々と、緩い刺激が物足りなくなってくる。
「ん…ぁ…鳳珠さま…」
「どうした?」
首筋にピリッとした痛みが走る。
「式までは跡はつけるなと瑞蘭から言われていたがな…このぐらいなら平気だろう」
「あ、跡は、ダメです…」
「ここだけだ。月からの使者に春麗は私のものであると見せつけないとな」
「んもぅっ…あんっ」
言いながらツンと上を向いた頂に、鳳珠が口付け、春麗の身体がふるりと揺れる。
その隙に脚を開き、そっと秘部へと指を這わせた。
「ダメ、です、鳳珠さま…」
「ここは嫌がっていないようだが?」
お湯とは異なる感触に、鳳珠は少し口の端を上げてから、指でくるくるとそのあたりを撫でる。
「ほら、な」
「んっ…はぁ、やぁ…ん」
「いやじゃなくて、いい、だろう?、ほら、ここ…」
指先でトントンと秘芽を叩く。
「あっ…あぁ…んん…」
春麗の息が上がってくる様子に合わせて、指の動きを早める。
「ほう、じゅ…さまぁ…」
「春麗…」
鳳珠がとっておきのいい声で耳元で名を呼ぶと同時に、春麗がキュッと鳳珠の腕を掴んで果てた。