豊作御礼大祭典!?
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「さぁ盛り上がって参りました〜〜豊穣女装大会最終選考!!」
大会会場にて、司会者の盛り上げた(ハイテンションな)声が響く。
「これは美しーーい!!右から登録名、名無しの権兵衛壱さん、中央・名無しの権兵衛弐さん、そして左が名無しの権兵衛参さん!なんと意表をつく登録名だーー!!」
笑顔の三人がバババン、と登場した。
「審査員席の霄大師も感動で打ち震えておられる様子ーー!!」
(いや、
春麗が小さくため息をつくと、勘違いした秀麗が口を開いた。
「…藍将軍も絳攸様も想像以上におきれいになってびっくりだけど…あの真ん中、なんか…よーく知った顔に思えるんだけど…」
「そうだね…」
「ですわね…そりゃ霄大師も吹き出すって…」
頷いた休憩中の静蘭も合わせて四人でガクッと肩を落とす。
一方、舞台の上では・・・
「なんで主上がここにいるんです?」
「そなたたちこそ…さては秀麗の
「お前が静蘭を出場不可にしたからだ、このバカ王が!」
「優勝はやらぬぞ!若さで余が勝つ!!」
「バカタレ!どこの世界に女装コンテストに意欲を燃やす王が!」
周囲の喧騒に聞こえてはいなかったが、麗しい姿であるにも関わらず、罵声が飛び交っていた・・・