豊作御礼大祭典!?
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「春麗ちゃん、お迎えが来ているよ?」
「お迎え?」
(静蘭…な訳ないわね。姮娥楼で賃仕事していることは、父様と黎深叔父様ぐらいしか知らないのに…)
「この前の、旦那様」
「エェッ?」
素っ頓狂な大きな声をあげ、周囲の注目が集まった。
「へぇ、その旦那、琵琶姫のこと知ってしまったのかね?だとしたら…」
「いえ、話してないです!ここでお手伝いしている、とだけ」
「だったらどうして…」
胡蝶はクスリと笑った。
「あぁ、多分この前鉢合わせした時に、私が”また明後日”って口を滑らしたからだろうねぇ。大丈夫さ、前回もきちんと何事もなく送り届けたと報告が入っている」
「やっぱり姐さん、
「そりゃそうだろう?あの方もそれなりのお立場なのでおかしなことはないと思うが、春麗ちゃんに何かあったら
「でもそんな、お迎えに来てくださるなんて…申し訳なさすぎますわ」
嬉しいような申し訳ないような複雑な表情になった春麗を見て、胡蝶は優しく微笑んだ。
「まぁ、今日は乗せてもらって帰りなさい。大丈夫、うちの者をつけてるから次からは不要、ってちゃんと言っておくから」
胡蝶の言葉に、春麗はコクンと頷いた。