鳥は飛ぶ
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それから数日後。
途中まで公休日と休みを利用して春麗を州境まで送っていった鳳珠が戸部に戻ってきた。
”今日は寂しい仮面”を毎日つけてきている様子からすると、覚悟していたとはいえやはり多少応えているらしい、と優しい副官はいつも以上に丁寧に接してあげていた。
そして春麗が黄州についてから三日後に、初めて鷹が止まり木に止まった。
赤い
だがその時は、鷹が四羽も用意されて、頻繁に黄州の鳳珠の庭と戸部の庭または貴陽黄家別邸をかなり頻繁に行き来することを、柚梨はまだ知らなかった。
<おしまい>
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