紅梅は緑風に乗って香る−1
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夜着をはだけて下帯を抜き、なかなか開かない膝を割って、ようやく秘部に手を差し入れる。
そこはすでに蜜でしっかりと潤っていた。
クスリと鳳珠は笑いながら、すぐに顔を埋めて、花芯に吸い付いた。
「いやぁぁんっ…」
いきなりの刺激に高い声をあげてフルリと震えて、春麗はそのまま達してしまった。
落ちてくる蜜を舌で掬い上げる。
「あんっ…」
春麗の声が再び上がると、舌先を中に入れてみる。
吸い込まれそうになるのをとどめて、再び花芯を舌先で弄ぶ。
「甘い…な…」
ぴちゃりと音を立てながら舐め上げてから、そっと指を入れる。
何度か肌を重ねているがそれでも初めての時と同じようにきついそこは鳳珠の指に吸い付くように蠢いてくる。
馴染んできた頃に指を2本に増やし、バラバラと動かしてから、いいところを指先で撫で上げた。
「あぁぁ、やぁっ…」
春麗の嬌声をもっと引き出したくて、弱いところを刺激する。
もう片方の手で胸を揉みながら顔を上げると、春麗が手を伸ばしてきた。
「ふぁぁん、やぁ、もぅ…ほ、じゅ…さまぁ」
春麗の手が鳳珠の首に触れる。
引き寄せられるように顔を近づけ
「春麗、愛している…」
と囁いて口付けて、指を引き抜き猛った自身を押し入れた。
「ん、あっ…鳳、じゅさま…」
きゅうきゅうと絡みついて締め付けられる感覚に、鳳珠がふぅ…と息を吐くと春麗の腰がふるりと震えた。
「ん…どうした?」
と言いながら鳳珠は緩く腰を動かし始める。
「んっ…ふぁぁ…」
春麗は恥ずかしいと思いながらも、気持ちよさに声が漏れる。
ゆるゆると与えられる刺激が次第に物足りなくなってきて、無意識に鳳珠の腰に手が回った。
思いがけない動作に、鳳珠の動きが止まる。
ニヤリと笑って一気に奥まで突き上げ、そのまま腰を回して先端で刺激した。
「きゃぁぁんっ…!」
「春麗…」
口付けて舌を絡めとりながら、奥への刺激を続ける。
「はぁ・・んっ、あ、あぁん…」
「どう、だ…」
「あ、ふあぁぁん…」
春麗の艶かしい声に煽られて律動を再開する。
「ほ、じゅさま…も、…ぁんっ…」
春麗がまた無意識に伸ばす手を、今度は取って指を絡めて握りしめる。
「あぁぁん…っっ」
ふるふると震えながら締めていき、細い声をあげて何かが弾けて真っ白になったような春麗に続いて、鳳珠も己の欲を解放させた。