10日目

10日目 20■■年 4月1■日 
 天気 晴れ時々くもり 気温15度
 [場所]
 家の近くの駐車場

 [対象の状態]
 前回記入していた花弁の色が完全に変わった。
 左右2枚づつ、濃いピンク色になっている。上下はそのまま黄色いまま。
 新しく生えてきていると書いていた葉は、すっかり立派に育っており、私の手のひらより大きい。
 最初に生えていた葉より細長い形になっている。
 この観察日記を書き始めた時に「口みたいだ」と表現した花芯は、最初目にした時より赤みが増している。
 背丈は普通のヒマワリのように私の目線と同じくらいまでぐんと伸びている。

 [所見]
 引き続き液体肥料のアンプルを根元に刺して成長を見守っていたのだが、消費する量がおかしい気がする。実家にいた頃、祖父が育てていた観葉植物の液体肥料は1カ月に1本ぐらいの消費速度だったと確か記憶していたのだが、この花は3日に1本くらいの速さで肥料が空になっている。植物ってそんな速さで肥料を消費、栄養消化出来るものだっただろうか。私が忘れてしまったか、最近の異常気象による突然変異で栄養を体内に蓄える能力が特化した個体なのだろうか。
 今度肥料を買いに行く時は別なものを試してみようと思う。根元に堆肥や腐葉土を撒いても良いかもしれない。でも肥料焼けという言葉もあるし、あげすぎない方が良いのだろうか。
 最近見た参考になりそうな化学肥料の歴史に関しての解説動画は面白かった。他にも肥料を与えるタイミングや、葉の表面に塗布する方法なんかもあったことだし、花の状態を見て色々と変えてみたい。
 肥料の種類について調査不足というか、知識不足な為、枯らしてしまわないように気をつけないと。(何より悲しいし)
 植物を育てることがこんなに楽しいだなんて知らなかったから、これからも大事に育てて記録をとっていきたい。何事も挑戦してみるもんだ。
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