【報告書】

 営業部 研究開発課
 〇〇殿

 20××年〇月〇年
 営業部 研究開発課
 源内


 ■■殺傷事件に関する報告書
 20××年×月×日に発生いたしました、研究職員■■が他職員数名に危害を加えた殺傷事件についての経緯をご報告させていただきます。

 

 ×月×日■■時■分頃
 職員葉篭が数名の悲鳴を聞きつけ、事態確認の為現場へ急行。

 ×月×日■■時■■分頃
 職員■■が血液の付着したハサミを手に、男性職員に馬乗りになっている所を警備員が確保。
 本人は抵抗を見せず、「花に水やりをしなければ」と繰り返す。

 ×月×日■■時●●分頃
 警備員監視の下、別室へ職員■■を隔離。
 対話を試み、意思疎通が可能な精神状態と判断。
 そのまま対話を続行。
 対応した職員から軽度の幼児退行行動を確認したとの報告。

 ×月×日■■時●●分頃
 産業医××氏によるカウンセリングを1時間程実施。
 社内実施のストレスチェックの前回の結果と照らし合わせ、脳機能障害の可能性を踏まえ検査入院を提案。

 ×月○日■■時●●分頃
 職員■■を検査入院の後、セラピーの為入院が必要と判断し、復帰予定未定のまま休職措置を取った。


【原因】
 職員■■と親交の深かった職員葉篭から提供された情報を元に、実況検分を行う。
 その結果、職員■■が育てている「■■■■」が精神汚染の原因と断定。
 
【今後の対応】
 「■■■■」を隔離。
 長時間同じ空間に滞在しない事を前提に対応マニュアルを作成。
 また、入院中の職員■■に特定の話題を振ると治療効果が無くなる為、そちらに関しても順次対応マニュアルを作成。


 以上
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