ぼやき
選ぶのはむずいね その3
2025/04/05 17:07読書
先月は個人的に、いろいろと疲れまくったし大変でした……。カ◯ヨムで作品読みすぎた……読書ほとんどしなくなった私にはキツかった……なら途中でセーブしなよって話ですね……。
さて時間が空きましたが、「面白かった本:日本作家の作品編」をお送りします。
小説じゃないのもありますし、例によって14作品挙げるという、中途半端なことしてますがね。
・「戒」小山歩
・「8月の果て」柳美里
・「禍記(まがつふみ)」田中啓文
・「チグリスとユーフラテス」新井素子
・「七回死んだ男」西澤保彦
・「君の膵臓を食べたい」住野よる
・「西城秀樹のおかげです」森奈津子
・「チョコレートコスモス」恩田陸
・「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男
・「ポケットに名言を 413のアフォリズム」寺山修司
・「図書館戦争」有川浩
・「絶対泣かない」山本文緒
・「新釈 走れメロス 他四篇」森見登美彦
・「僕は君を殺せない」長谷川夕
このリストをみるに、比較的最近の作品として「君の膵臓を食べたい」「僕は君を殺せない」が入ってますが(確かこの作品は表紙のイラスト書いた人が一緒だったかも)、それでも初版が8年か9年は前ですからね……いかに私が、本を買ってないかわかるというものです。
「戒」は個人的には絶対に外せません。知る人ぞ知る日本ファンタジーノベル大賞の受賞作ですが、読んだ当時の私の心にあまりにも深く刺さりすぎました。今も刺さってます。ああいう物語を書いてみたい。この作品をきっかけに、日本ファンタジーノベル大賞関連の作品をいくつか読みました。
「8月の果て」は超大作なのですが、題材が題材なので、健康な時でないと読めないかもしれません。いやホント、完結までこぎつけた作者の精神力すごい、と読み終わった後に感じると思います。
田中啓文、新井素子、恩田陸、古川日出男、有川浩、森見登美彦は他の作品とも迷ったのですが、とりあえずこの作品を選びました。
寺山修司もいくつか読んだのですが、一番印象に残ってるかつ、読みやすかったものにしました。
森奈津子の作品は短編集なんですけどね、その発想思いつかないなー、すごい、という作品がいくつかあります。同作者の別の短編集「姫百合たちの放課後」にも、なぜこの発想ができたのか、と言いたくなるくらいの作品が収録されています。発想って大事なんだなと思い知らされます。それを調理する能力も大事ですけど。
西澤保彦はもしかしたら、一番著作を読んでいる作家かもしれません。一時期すさまじい勢いで読んでたことがあるんです。他にも面白い作品はありますが、やはり「七回死んだ男」の衝撃はすごかったです。
山本文緒は、小説よりエッセイの方が読んでるかもなあ。
こうしてみると、やっぱりSF関連の作家が多いかな。あと偶然ですが、少女小説出身、もしくは少女小説も書いてた、という作家さんが何人かいますね。
また番外編として、「面白かった本:海外の作家編」は以下の7作品です。
・「春にして君を離れ」(アガサ・クリスティー/ハヤカワ文庫)
・「小さな王子」(サン・テグジュペリ/光文社古典新訳文庫)
・「飛ぶ教室」(エーリッヒ・ケストナー/光文社古典新訳文庫)
・「嵐が丘」(エミリ・ブロンテ/新潮文庫)
・「あしながおじさん」(ジーン・ウェブスター/新潮文庫)
・「箱舟の航海日誌」(ケネス・ウォーカー/光文社古典新訳文庫)
・「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」(エリザベス・ギルバート/講談社ランダムハウスジャパン)
こうして見ると、光文社古典新訳文庫祭りだなあ。
「春にして君を離れ」は、作者の実体験がベースになってると言われてるらしい、です。読み終わってゾッとし、さらに解説も読んでゾッとするまでがセットであり醍醐味かなと思います。
「小さな王子」は「星の王子さま」の新訳ですね。
「嵐が丘」も新訳の方です。とはいえ、発売から二十年は経ってるのかな?
ちなみに光文社古典新訳文庫から出てるカフカも挙げようか悩んだのですが、なんせ図書館で借りたので手元にない上に、「変身」しか覚えてないので止めました。「アカデミーで報告する」という作品が入ってましたが、内容は何にも覚えてないのだ!!
「食べて、祈って、恋をして」は、途中からスピリチュアル要素が強めになってきます。それでも面白かったし、女性なら少しでも共感できるところがあるかも、と思います。
ふう、やっとリストを全て挙げられて、よかったです。
さて時間が空きましたが、「面白かった本:日本作家の作品編」をお送りします。
小説じゃないのもありますし、例によって14作品挙げるという、中途半端なことしてますがね。
・「戒」小山歩
・「8月の果て」柳美里
・「禍記(まがつふみ)」田中啓文
・「チグリスとユーフラテス」新井素子
・「七回死んだ男」西澤保彦
・「君の膵臓を食べたい」住野よる
・「西城秀樹のおかげです」森奈津子
・「チョコレートコスモス」恩田陸
・「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男
・「ポケットに名言を 413のアフォリズム」寺山修司
・「図書館戦争」有川浩
・「絶対泣かない」山本文緒
・「新釈 走れメロス 他四篇」森見登美彦
・「僕は君を殺せない」長谷川夕
このリストをみるに、比較的最近の作品として「君の膵臓を食べたい」「僕は君を殺せない」が入ってますが(確かこの作品は表紙のイラスト書いた人が一緒だったかも)、それでも初版が8年か9年は前ですからね……いかに私が、本を買ってないかわかるというものです。
「戒」は個人的には絶対に外せません。知る人ぞ知る日本ファンタジーノベル大賞の受賞作ですが、読んだ当時の私の心にあまりにも深く刺さりすぎました。今も刺さってます。ああいう物語を書いてみたい。この作品をきっかけに、日本ファンタジーノベル大賞関連の作品をいくつか読みました。
「8月の果て」は超大作なのですが、題材が題材なので、健康な時でないと読めないかもしれません。いやホント、完結までこぎつけた作者の精神力すごい、と読み終わった後に感じると思います。
田中啓文、新井素子、恩田陸、古川日出男、有川浩、森見登美彦は他の作品とも迷ったのですが、とりあえずこの作品を選びました。
寺山修司もいくつか読んだのですが、一番印象に残ってるかつ、読みやすかったものにしました。
森奈津子の作品は短編集なんですけどね、その発想思いつかないなー、すごい、という作品がいくつかあります。同作者の別の短編集「姫百合たちの放課後」にも、なぜこの発想ができたのか、と言いたくなるくらいの作品が収録されています。発想って大事なんだなと思い知らされます。それを調理する能力も大事ですけど。
西澤保彦はもしかしたら、一番著作を読んでいる作家かもしれません。一時期すさまじい勢いで読んでたことがあるんです。他にも面白い作品はありますが、やはり「七回死んだ男」の衝撃はすごかったです。
山本文緒は、小説よりエッセイの方が読んでるかもなあ。
こうしてみると、やっぱりSF関連の作家が多いかな。あと偶然ですが、少女小説出身、もしくは少女小説も書いてた、という作家さんが何人かいますね。
また番外編として、「面白かった本:海外の作家編」は以下の7作品です。
・「春にして君を離れ」(アガサ・クリスティー/ハヤカワ文庫)
・「小さな王子」(サン・テグジュペリ/光文社古典新訳文庫)
・「飛ぶ教室」(エーリッヒ・ケストナー/光文社古典新訳文庫)
・「嵐が丘」(エミリ・ブロンテ/新潮文庫)
・「あしながおじさん」(ジーン・ウェブスター/新潮文庫)
・「箱舟の航海日誌」(ケネス・ウォーカー/光文社古典新訳文庫)
・「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」(エリザベス・ギルバート/講談社ランダムハウスジャパン)
こうして見ると、光文社古典新訳文庫祭りだなあ。
「春にして君を離れ」は、作者の実体験がベースになってると言われてるらしい、です。読み終わってゾッとし、さらに解説も読んでゾッとするまでがセットであり醍醐味かなと思います。
「小さな王子」は「星の王子さま」の新訳ですね。
「嵐が丘」も新訳の方です。とはいえ、発売から二十年は経ってるのかな?
ちなみに光文社古典新訳文庫から出てるカフカも挙げようか悩んだのですが、なんせ図書館で借りたので手元にない上に、「変身」しか覚えてないので止めました。「アカデミーで報告する」という作品が入ってましたが、内容は何にも覚えてないのだ!!
「食べて、祈って、恋をして」は、途中からスピリチュアル要素が強めになってきます。それでも面白かったし、女性なら少しでも共感できるところがあるかも、と思います。
ふう、やっとリストを全て挙げられて、よかったです。
