登場人物・世界観

【スペルステス・アンプロセア】
人間の年齢に換算すると16歳。滅んだ〈アンプロセア〉一族の数少ない生き残り。
負傷し倒れていたところを、クルーヤに拾われる。
他者を拒絶し、深くかかわろうとしない。

【クルーヤ・ファンティーア】
人間の年齢に換算すると19歳。滅んだ〈ファンティーア〉一族の数少ない生き残り。
〈マムダ〉族の村で隠れるように生き、負傷したスペルステスを拾う。
明るくふるまってはいるが、過去のトラウマから抜け出せないでいる。

【ネイファ・マムダ】
クルーヤの養い親であり、元気な老婆であり、腕の立つ医者。
クルーヤとスペルステスをやさしく見守る。

【ポーエ】
エツテルネ島にあふれる、〈トム・ティトン〉という生き物のうちの一匹。
スペルステスとともに旅をしていた。のちにクルーヤの肩が彼の定位置となる。

【ユーグレラ・アンプロセア】
〈アンプロセア〉一族最後の王。22歳という若さで命を落とした。
10歳年の離れたスペルステスを、かわいがっていた。
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