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• それはタオルですか？それとも神様ですか？

  中学2年2月・東雲亘
  
  “きょうもコロッケ、あすもコロッケ。
  「コロッケ コロッケ コロッケばっかり」
  「あー もう コロッケはあきたよ」
  「もう みるのもいやだ」”

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• 恋人たちのファンタジー、あるいはフィクションがもたらす効果について

  中学2年3月
  
  “「あなに おっこちてるんじゃないよね？」
  と、がまくんが ききました。
  「うん。」
  と、かえるくんが いいました。
  「もりで まよってるんじゃないよね？」
  「うん。」
  「おおきな けものに たべられてるところじゃないよね？」
  「うん ぜんぜん そんなこと ないよ。」
  「ああ、かえるくん。」
  と、がまくんは いいました。
  「きみと いっしょに クリスマスを すごせて とても うれしいよ。」”

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• 空の回転と足首の魔法

  中学2年3月・デート
  
  “「おやすみ、みなさん、げんきで なにより。
  では、ぐっすり ねむってくださいな」と、
  ミス・クラベルは でんきを けして、
  ドアを しめました。
  あとは しんとして、
  なにごとも、
  ありませんでした。”

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• 温いグラスに冷たいお皿

  中学3年4月
  第1話『15年の軌跡』
  
  “よるくまは とうとう ほんとに なきだしたよ。
  「おかあさんは？ おかあさんは？」って なくんだ。
  よるくまの なみだは よるみたいに まっくらまっくろ。
  
  ほら！なみだで まわりが くろくなってきた。
  どんどん くらくなってきた！”

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• 幸福の子供

  中学3年5月・修学旅行
  
  “「この ねこは、やっぱり とても きれいですよ！」と、
  とても としとった おばあさんが いいました。
  そこで とても としとった おじいさんは
  「いや、この ねこは、せかいじゅうで いちばん きれいな ねこだよ。わたしには、ちゃんと わかるんだ。だって わたしは、
  ひゃっぴきの ねこ、
  せんびきの ねこ、
  ひゃくまんびき、一おく 一ちょうひきの ねこを みてきたんだからねえ」と、いいました。”

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• 魔女の領分

  中学3年9月
  第3話『0×0』
  第4話『レディー ゴー！』
  
  “その森のことを、大人は、「御陵」と呼んでいますが、子どもたちは「まじょもり」と呼んでいます。本当は誰も入ってはいけないのです。”

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• 天国から学校へ400m

  中学3年10月
  第11話『廊下は静かに歩きましょう』
  
  “クリクターは こどもたちと あそぶのが だいすきでした。
  おとこのこ とだって、
  おんなのこ とだって。”

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• 次の雷が鳴る前に

  R18

  中学3年10月
  第15話『燃えろ！サイクロン』
  
  “「あぁ どうしたの？ わすれもの？」
  「ん。 ボール わすれた もっていくの。 あのね おかあさん」
  「なぁに？」
  「ぼくと またあえて うれしい？」
  
  うれしいとも！”

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• 泉の底に女神はいない

  中学3年10月
  第19話『第1種接近遭遇』
  
  “ぼくのぼうし どこいったん？
  
  し、しらんよ。
  なんで ぼくに きくん？
  ぼうしなんか どこにも ないで。
  ぼうしなんか しらんで。
  ぼうしなんか とってへんで。
  ぼくに きくのん やめてえな。
  
  ふーん……さよか。”

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• 書を捨て、コートへ出よう

  中学3年11月
  第21話『白球を追え！』
  
  “ローラーが あせを かきかき、みちを なおして いきますと、
  ぶっぶっぶっと、うしろから、おおきな トラックが やってきました。
  「やあ やあ、ありがとう、ローラーくん。
  きみの おかげで でこぼこみちが たいらに なりますね。
  ほんとに ありがとう、ローラーくん。」
  パンクの なおった トラックが、おじぎを しながら いきました。”

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