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「全てあげる」
「奏多……」
「私もあなたが欲しい」
その言葉で全てもっていかれた。
不安、恐怖、痛切な思慕……。
ありとあらゆる負の感情が一変する。
今だけはそんなものを忘れ去って、目の前にいる君だけを感じていたかった。
待ち焦がれていた。ずっと、この時を待っていた。
君が……俺の腕の中にいるなんて。
君をこんなにも近くで見つめることができるなんて。
「奏多……」
なのに、どうして……これが最後なんだ……。
俺は……夢中で君を抱いた。
>>→ 7.5頁(藍時雨 琴さま作) ※裏PASS制
>>→8頁(そのまま次ページへ)
「奏多……」
「私もあなたが欲しい」
その言葉で全てもっていかれた。
不安、恐怖、痛切な思慕……。
ありとあらゆる負の感情が一変する。
今だけはそんなものを忘れ去って、目の前にいる君だけを感じていたかった。
待ち焦がれていた。ずっと、この時を待っていた。
君が……俺の腕の中にいるなんて。
君をこんなにも近くで見つめることができるなんて。
「奏多……」
なのに、どうして……これが最後なんだ……。
俺は……夢中で君を抱いた。
>>→ 7.5頁(藍時雨 琴さま作) ※裏PASS制
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