桜の思い出
memo
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目を覚ました女、雪梅は眠たげな瞼を開け周りを見回した。
大きな黒いレザーのソファに少し小さいテーブル、後ろの棚には沢山のCDカセット、下にはレコーダー等がある。リビングに近い感じなのだろうか。
「あの…ここは…?」
「暴れん坊将軍(下半身含む)のお部屋♥」
暴れん坊将軍…その呼び名を聞いた瞬間彼が誰なのかを察する事が出来た。前に怪我の手当てをした天界西方軍大将捲簾だ。
「あんた…あの式典で倒れたんだぜ?そこまでは覚えてるか?」
雪梅は首を横に振り、焦りながらも''上層部の娘''である女を演じる。
「体調かと思ったけど…単にそのコルセットのせいって気づいたから医務室じゃなくて俺の部屋に運んだわけ。」
腰の辺りを見てみるとキツく結ばれていたコルセットの紐は緩められていた。
「安心しな…あんたのコルセットの紐緩めただけで何もしてねぇよ。」
その言葉に安心したその時捲簾がベッドの横に座り始め雪梅の顎を優しく掴む。
それに驚いたのか、雪梅は体をビクつかせた。
「それとも…ナニかされたかった?」
先程まで優しかった声が徐々に低くかすれた声になっていく。
「ち、違います離してください…!」
彼から離れようと何とか抵抗するが、非力な女が軍人の男の力に敵うはずもなくベッドに押し倒されてしまった。
「どーしよっかなぁ…。」
捲簾は手首を掴みながら彼女の無防備な耳に艶気を含んだ低い声で囁く。
雪梅の敏感な耳はそれに反応し、赤身を帯びていった。
何をされるか分からない恐怖が背筋を走り、怖さのあまり無意識に目尻から涙が出てきた。
大きな黒いレザーのソファに少し小さいテーブル、後ろの棚には沢山のCDカセット、下にはレコーダー等がある。リビングに近い感じなのだろうか。
「あの…ここは…?」
「暴れん坊将軍(下半身含む)のお部屋♥」
暴れん坊将軍…その呼び名を聞いた瞬間彼が誰なのかを察する事が出来た。前に怪我の手当てをした天界西方軍大将捲簾だ。
「あんた…あの式典で倒れたんだぜ?そこまでは覚えてるか?」
雪梅は首を横に振り、焦りながらも''上層部の娘''である女を演じる。
「体調かと思ったけど…単にそのコルセットのせいって気づいたから医務室じゃなくて俺の部屋に運んだわけ。」
腰の辺りを見てみるとキツく結ばれていたコルセットの紐は緩められていた。
「安心しな…あんたのコルセットの紐緩めただけで何もしてねぇよ。」
その言葉に安心したその時捲簾がベッドの横に座り始め雪梅の顎を優しく掴む。
それに驚いたのか、雪梅は体をビクつかせた。
「それとも…ナニかされたかった?」
先程まで優しかった声が徐々に低くかすれた声になっていく。
「ち、違います離してください…!」
彼から離れようと何とか抵抗するが、非力な女が軍人の男の力に敵うはずもなくベッドに押し倒されてしまった。
「どーしよっかなぁ…。」
捲簾は手首を掴みながら彼女の無防備な耳に艶気を含んだ低い声で囁く。
雪梅の敏感な耳はそれに反応し、赤身を帯びていった。
何をされるか分からない恐怖が背筋を走り、怖さのあまり無意識に目尻から涙が出てきた。