桜の思い出
memo
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まだ少しひんやりとした風が吹いている初春の日、あれから捲簾の怪我はすっかり良くなり、彼が医務室に来ることは無かった。
騒がしかった部屋も今ではがらんとした殺風景になっている。
捲簾がいなくなったあとも雪梅は枕カバーやシーツをリネン室に運び、怪我人を手当する変わらぬ日々を送っていた。
二匹の文鳥に餌をやりながら今月のスケジュールを確認する。
明後日は大事な式典がある。雪梅は式典等の行事はあまり好きではなかった。
行事の時に着る正装のコルセットがキツすぎるのだ。前に呼吸が出来なくて倒れかけるという嫌な思い出がある。
大事な式典の為、欠席するわけにもいかないの
で仕方なく着るしかない。
雪梅はクローゼットから正装を取り出そうと自室へ向かい、医務室に鍵をかけた。
久々の自室に安心感を覚えたせいか、寝室にあるベッドを見た瞬間とろりとした眠気に襲われ
寝巻きに着替えずに眠ってしまった
騒がしかった部屋も今ではがらんとした殺風景になっている。
捲簾がいなくなったあとも雪梅は枕カバーやシーツをリネン室に運び、怪我人を手当する変わらぬ日々を送っていた。
二匹の文鳥に餌をやりながら今月のスケジュールを確認する。
明後日は大事な式典がある。雪梅は式典等の行事はあまり好きではなかった。
行事の時に着る正装のコルセットがキツすぎるのだ。前に呼吸が出来なくて倒れかけるという嫌な思い出がある。
大事な式典の為、欠席するわけにもいかないの
で仕方なく着るしかない。
雪梅はクローゼットから正装を取り出そうと自室へ向かい、医務室に鍵をかけた。
久々の自室に安心感を覚えたせいか、寝室にあるベッドを見た瞬間とろりとした眠気に襲われ
寝巻きに着替えずに眠ってしまった