君の笑顔にカンパイ
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いつものように研究室で暇をつぶしていると、提出物を出しに行っていたレミが機嫌良さげに帰ってきた。
そして鼻歌混じりでソファに座るあたしの隣まで来た。
「レイカってお酒飲める?」
「飲んだことはないけど法律的には飲めるよ」
「じゃあ決まりね!」
「?」
レミはソファから立ち上がると、窓辺の机に向かっている先生の元へ移動していった。
「教授!知り合いから美味しいワインをいただいたんですけどレイカのお酒デビューしませんか!?」
「お酒デビュー?」
「教授も、レイカが酔ったらどうなるか興味ありません?」
「興味はあるが酔うほど飲ませるのは…」
「あるんかい」
「せっかくの機会だし、私たちがいれば安心だろう?」
「安し………安心か?」
「そうね、美味しいおつまみも持ってくるし!」
「それはぜひ飲み明かしましょう!」
丸め込まれた感は否めないが美味しいおつまみは非常に興味がある。
お酒が合わなかったらそっちをメインで食べればいいしね。
「開催決定ですね!では、教授のお宅で!」
「あぁ、いいよ」
「ありがとうございます!あと日程ですけどスケジュール上、空いているみたいですが今週末の夜で大丈夫ですか?」
その次の日はお休みですし!と手帳を片手に語っている。
調査中やナゾを解いてる時よりテキパキと予定を立てていくレミを見て、助手やってる時より助手やってるよとぼんやり思った。
「うーん!これは週末が楽しみね!」
「楽しみなのはいいけどまだ月曜だよ?」
「大人はそういう予定を生き甲斐に日々励んでるのよ」
「ふーん」
ルークがこの場にいたら「そんな大人にはなりたくないです」って言いそうだなと思ったのは秘密だ。
君の笑顔にカンパイ
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