アナタにぞっこん
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「名無し、君に夢はあるかい?」
「あるよ!はやくおとなになってはかせのおよめさんになるの!!」
「はは、それはすごい夢だなぁ」
「でもどうやったらゆめはかなうの?」
はやくおとなになりたいのにぜんぜんせがのびないの…と幼い顔を翳らせた。
「焦ることはないよ。名無しならすぐに可愛いレディになれるさ」
「だめ!いまじゃなきゃダメなの!!」
涙をためてふくれる名無しの頭をプラターヌは優しく撫でた。
「いいかい名無し。大人になるにはいろんなことを見て聞いて感じて…経験を積まないとなれないんだよ」
「ポケモンみたいに…?」
「確かに、いいたとえだね」
「………わたしもポケモンといっしょにたびしたらおとなになれるかな」
「あぁ、きっと」
「わたしね!さいしょのポケモンはピカチュウにするの!」
それから数日後、博士は私の目の前から姿を消した。
貴方にぞっこん!
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