3Y大作戦パート2
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ここはとある会議室。
レミは全てが見渡せる真ん中の席に着いて手を組んだ。
「それでは会議を始めましょう」
レミの一声でざわついていた会議室はしんと静まり返った。
ルークはその光景にごくりと唾を飲み込んだ。
「まずは出席を…って欠席者がいるわけないか」
「…ちょっと待ってくださいレミさん」
「ん?どうしたのルーク?」
「何でこの人達がいるんですか」
「あれ、知らなかった?彼らも愛のキューピットの会のメンバーよ」
ルークは何とも言えない顔で彼らを見た。
その場にはミストハレリの町にいたごろつき三人組(ブロウ・ゲンツ・ノルディック)とモンテドールにいた詐欺師の二人組(ナルキス・フランキ)。
「さて、今日の議題は今週末に予定しているあるイベントについてよ…これは貴方たちのデビュー戦になるわね」
「レミさん、デビュー戦ってなんですか」
「今回の作戦名は『you!遊園地でくっついちゃいなYO大作戦パート2!!』略して3Y作戦よ」
「「「「「おおおおお!!」」」」」
「………」
「さ、さすが姉貴だ!!」
「これでお嬢と旦那がようやくくっつく!」
「しかしなぜパート2なのですか?二番煎じは美しくない」
「実は…パート1はある事件の捜査中にもう実施していたんだけど。その時は事件に集中するためにあえなく中断してしまったの…」
「うぉぉぉぉ…!!目の前に絶好のデートスポットがあるのに事件優先だなんて泣けるぜ…!!」
「あの二人はそういう方たちですからね…実に美しい…」
「よし、今度こそお嬢のために成功させてやろうぜ!!」
「「「「おおお!!」」」」
「………」
ルークは思った。
あれは自分達がはしゃぎすぎて二人のことを全く考えていなかっただけだったと。
3Y大作戦パート2
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