第七章 突撃キノコワールド
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ボストニアス号は鮮やかな木々の中に着陸をした。
所謂ジャングルのような場所に到着し、外に出ると一気に蒸し暑さが襲ってきた。
船を降りる前から眺めていたが本当に森しかなさそうだ。
「…今回の旅ってそういう感じなの」
「そういうとは?」
「ガチの遺跡調査的な」
「………」
「いつもはさ、街があるじゃん!人がいるじゃん!ここは!?ジャングルだよ!?」
「少なくとも人はいそうだ。さっき屋根が見えた」
レイトン(若干引いている)に発狂しているレイカを見て、サーハイマンは落ち着かせるために口を挟んだ。
しかしレイカは大人しく納得するどころか怒りの矛先をサーハイマンに向けた。
「あんたさっき『地図にも載ってない村があるなんて…』ってぼやいてたよね!?それってつまりナチュラルに原住民なんだよ!サーロインさん!あんたが真っ先に食われろ!」
「レ、レイトン君、彼女は一体どうしたと言うんだい…?」
「恐らく、観光するところやグルメを楽しめないと訴えているのかと」
「………は?」
「とりあえずレイモンドさん、彼女にグリーンティーを出していただけますか?」
「かしこまりました」
そうすれば少しは冷静さを取り戻しますと淡々と話すレイトン。
その姿はまるで猛獣使いに近いなと感心させられたサーハイマンであった。
第七章 突撃キノコワールド
.