キスSS詰め合わせ
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野営での見張り中、君がやって来て僕の隣にしゃがみこんだ。「寒いね」「うん」そんな短いやりとりを交わすと、君は両手をさすりだした。辺りを見渡し誰もいない事を確認してから、君のひんやりした柔らかい両手に自分の手を重ね、ゆっくりさすった。
「ありがとう!」
僕の手も冷たかったろうに、屈託のない笑顔で喜んでくれた君が可愛くて、でも辛かった。
「すき……」
「え?」
「ベルトルト、好き」
ごめん。本当にごめん。明日には、君を殺してしまうかもしれないのに。止める事が出来なかった。
震える声を抑えて、僕はまた嘘をつく。
「……なに? 聞こえない」
口元に耳を寄せるふりをして、キスをした。
「ありがとう!」
僕の手も冷たかったろうに、屈託のない笑顔で喜んでくれた君が可愛くて、でも辛かった。
「すき……」
「え?」
「ベルトルト、好き」
ごめん。本当にごめん。明日には、君を殺してしまうかもしれないのに。止める事が出来なかった。
震える声を抑えて、僕はまた嘘をつく。
「……なに? 聞こえない」
口元に耳を寄せるふりをして、キスをした。
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