祈り
夢小説設定
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静かだな……さっきまでの騒ぎが嘘のようだ。だいぶ時間が経ったようにも思える。
重い瞼をゆっくり開けると、真っ暗で何も見えない。
ここは何処だろう。あんな衝撃を受けたのに、痛みや熱さを感じない。ふと手元にぬるつきを感じ、両手を目の前に広げてみる。……血か。そうよね。無傷なワケがない。その前に、私、人の形を成しているのかな。
ベルトルト。私がこんな風になって、嬉しい? これがあなたの望む、あるべき姿なの?
もう一度逢いたい。逢って、本心を確かめたい。私の好きなあなただったら、またオロオロして「そんなんじゃ……」と言ってくれるはず。
でも、もう無理だ。何もかも遅すぎた。
両手を戻して視線を上げると、直ぐ傍に見知らぬ男の子が立っていた。黒い短髪、グレーの制服のようなものを着て、腕には赤い腕章。
誰? こんな格好をした子どもは、今まで一度も見た事が無い。
彼は無言で『こっちだよ』と言わんばかりに私の血濡れた手を引っ張った。
待って。君は誰? 私を何処へ連れて行くの?
いくら聞いても返事をしてくれなかった。
重い瞼をゆっくり開けると、真っ暗で何も見えない。
ここは何処だろう。あんな衝撃を受けたのに、痛みや熱さを感じない。ふと手元にぬるつきを感じ、両手を目の前に広げてみる。……血か。そうよね。無傷なワケがない。その前に、私、人の形を成しているのかな。
ベルトルト。私がこんな風になって、嬉しい? これがあなたの望む、あるべき姿なの?
もう一度逢いたい。逢って、本心を確かめたい。私の好きなあなただったら、またオロオロして「そんなんじゃ……」と言ってくれるはず。
でも、もう無理だ。何もかも遅すぎた。
両手を戻して視線を上げると、直ぐ傍に見知らぬ男の子が立っていた。黒い短髪、グレーの制服のようなものを着て、腕には赤い腕章。
誰? こんな格好をした子どもは、今まで一度も見た事が無い。
彼は無言で『こっちだよ』と言わんばかりに私の血濡れた手を引っ張った。
待って。君は誰? 私を何処へ連れて行くの?
いくら聞いても返事をしてくれなかった。
