【1年ズ】ジューンブライド《完》
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深呼吸をして釘崎が目の前に立つ
「ミョウジ。」
真剣な瞳に射抜かれる
「うん。」
「ミョウジ、あんたにあえて凄く私幸せよ。
毎日凄く楽しいもの。」
「うん。私も凄く楽しいよ。」
「私、高専に来て、ミョウジにあえて本当によかった。」
ニカッと笑う釘崎
「だから、これからもずっと一緒に居たいし
私のそばにいて欲しいの。」
「うん。」
「私と、結婚してください。」
こちらをしっかり見てそっと差し出される右手に手を伸ばす
「私で 良ければ。
これからもよろしくお願いします」
重なり合った手を引かれて抱きしめられる
「ミョウジ!大好きよ!」
「野薔薇ちゃん。苦しいって。」
「んー、残念だけど。
友情の勝利って事かな。」
「俺ら無意味に告って振られただけじゃね?」
「それな。」
「さー、ミョウジ、野薔薇。
君らの仲がいいのは分かった。
授業始めるよ〜。」
ドヤ顔で五条を見やる釘崎
「ふふーん。
ミョウジは簡単に渡したりしないわ!」
「はいはい。
じゃ、僕だけじゃなくて棘にも気をつける事だね。」
「え?」
私だけは俯き 全員五条を驚きを隠せない顔で見つめる
「え?知らなかったの?
ミョウジ、棘のこと好きでしょ?」
「え?えーっ!?
そうなの!?ミョウジ!?」
釘崎に肩をがっしり捕まれ前後に揺さぶられる
「ってか棘って誰よ!!」
「2年の先輩だな。」
「コイツみたいなのじゃないでしょうね!伏黒!」
五条を指さし伏黒を問いただす
「あ、あぁ。」
「マジか〜、ナマエ好きな人居たんだ。」
「あ、憧れてるだけだからっ!
好きとかじゃ…」
「あーもう!
なにその反応っ!あったことも無い男に取られた気分!」
「まーまー。
釘崎、落ち着けよ。」
「落ち着けるわけないじゃない!」
「野薔薇、分かるよ。
嫉妬で狂いそうになっちゃうよね。うんうん。
僕も棘とミョウジが2人で居るところ見るとついちょっかい出しに行きたくなるもん。」
「も、もうこの話は終わりでいいじゃないですかっ!
授業しましょうよっ!」
「先生!棘って野郎は今どこにいんのよ!」
「2年生は今出張中だからね〜。
帰ってくるのはまだ先かな〜?」
めちゃくちゃに悔しがり五条から情報を聞き出す釘崎
少し残念そうな虎杖
喧騒の中読書を始める伏黒
結局授業は進むことはなく
狗巻 棘 の人物紹介がなされた
END
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