【1年ズ】ジューンブライド《完》
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「ミョウジ。
遊びはここまでにしよっか。」
窓際でにこにこと見守っていた五条が雰囲気を変える
目の前の虎杖 伏黒の顔が 引き攣るように笑うのを見て首を傾げ振り向こうとした瞬間
長身の男に抱きしめられ身動きが取れなくなる
「あの、五条先生?」
見上げて少し後悔する
整った顔立ちにこちらを捉えて揺るがない青い瞳
ずるい そう思いながらも徐々に上がる体温
「ほんと可愛い反応してくれるよね。
ね、ミョウジ。
僕だけのものになって。」
左手の甲に五条の手がなぞるように触れて引き上げられる
薬指辺りに唇が触れるのをただ唖然と見ている事しか出来なかった
「はーい。ストップ!
てか、目隠し外すの卑怯でしょ!」
「え?そんなルール無かったからありでしょ?
なんだったらこんなのも用意してあるんだけどね。」
ポケットをまさぐって 紺色の小箱を取り出す
五条以外の顔が引き攣る
「せんせー、用意周到すぎて怖いんだけど」
「タイミングさえくればいつだってミョウジにプロポーズする準備はしてるさ!
指のサイズも知っているしね!」
左手を優しくなぞって指が絡められる
その言動に身の毛がよだつような感覚がした
「選手交代よ!
さっさと離れなさいよ!この変態教師!」
「あはは。
本当はもう少しこうしていたいけれど、しょうがないね。」
理性が効かなくなりそうだし そう小声で呟いて
解放される
鼓動の高鳴りと 背筋に走る悪寒とで
頭が少しクラクラする
「釘崎、さっさと終わらせてやれ。」
「分かってるわよ。」
続→