【1年ズ】ジューンブライド《完》
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「じゃー誰から始めようか。」
「あのー、これやる必要あるんですか?」
「そうですよ、座学する為に来たんですよね、さっさと授業初めて下さい。」
「いやいや、これも勉強の1つでしょ。
そんなに授業が大事だと思うなら恵から行ってみようか!」
「なんでそうなるんですか…」
「おら、伏黒。
さっさとプロポーズして玉砕しちゃいなさいよ。」
「なんで振られる前提なんだよ。」
「当たり前でしょ、ミョウジがあんたなんか選ぶわけないんだから。」
盛大にため息をついて
後頭部を掻きむしりながらこちらに近付いてくる伏黒
口角が上がりっぱなしの五条に手を引かれ立ち上がらされ 伏黒の目の前に向き合わされる
なんとも言えない空気感と 期待の目線で俯く
「ミョウジ、好きだ。
俺と…その結婚してくれ。」
恐る恐る手が差し出された
顔をあげてみると 少し頬が赤くなっている気がする
目が合うとすかさず逸らされてしまった
何も言えず戸惑っていると
「つまんないわね。」
あからさまなため息をこぼす釘崎
「はぁ?こんなもんだろ。」
「そうそう!
悪くねぇと思うんだけど!」
「はっ!お子様ね!
ね、ミョウジも全然ときめかなかったでしょ?」
「野薔薇〜?そうでも無いみたいよ?」
頬が熱いのを冷えた両手で冷やす
「え、嘘でしょ!?
いやいや、ミョウジが男慣れしてないだけ!そう!だから調子乗んじゃないわよ!伏黒!」
「なんなんだよ…」
背を向けて先程まで座っていた席にドカッと据わりこんで肘をつく伏黒もまだ顔を赤らめたままだった
「よーし、次行こうか!」
続→