一章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーー 五条家入ペア
「なー、お前ら赤根が好きなのは分かるけど
私の扱いおかしくない?」
五条の少し後ろでタバコを吸い込む
「は?誰があんな奴…」
振り返った五条に
吸い込んだ煙を吐きかけてやれば五条は咳き込む
「ゲホッ…お前な!」
家入に手を出そうと思った五条は何かを感知して動きを止める
「こっちが当たりか…丁度いいわ」
両手を合わせ指の関節を鳴らせ怒り混じりの笑いを浮かべる
「あー、こわー」
「硝子、下がってろ」
「ほーい。」
ーーーーー
二手に分かれて10分程
さりげなく手を握られ夏油と並んで歩いてる
ちらりと右側を見上げてみる
「どうかした?」
優しい顔で微笑まれ
「なんでもない」と思わず目線を逸らす
「そう?何かあったらすぐ私に言ってね。」
「う、うん!ありがとう、傑くん。」
反対側からすごい音が聞こえ
顔を見合わせる
「あー、こっちじゃなかったみたいだね…。
どうしようか?」
「悟なら大丈夫だろうから硝子に連絡入れてみるよ」
「うん。」
繋いでいた夏油の手が離れ携帯を取り出し家入に電話をかける
「繋がらないな…。
念の為に悟にもかけてみるよ。」
「うん。
向こう電波悪いのかな?」
自分もポケットから携帯を取り出して電波を確認してみる
ちゃんと三本たっている
「んー、悟もダメだね。」
「引き返す?」
「そうしようか。」
携帯をしまいながら当たり前のようにこちらに手を差し出してくるので
少し迷って夏油の手を取った