両面宿儺
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ーー
虎杖に誘われ 部屋にお邪魔して夕食をご馳走になり
虎杖が食器を洗っている間 淹れてもらったお茶を啜る
「はぁ〜、幸せだなー。」
心と体の満腹感に浸っていると
キッチンから皿が割れる音がして
お茶を置いてキッチンにかけ出す
「虎杖くん!?大丈夫!?」
俯いて顔がよく見えないので割れた皿に気を付けながら近付く
「虎杖…くん?」
「小僧では無いぞ、小娘。」
「宿儺!?」
急いで距離をとろうとしたが腕を掴まれ
体の自由が無くなり身動きが取れなくなる
「そう逃げるでない。」
「っ!」
声すら出せない状況で冷汗だけが体を伝うのを感じる
「ん?どうした。」
スーッと宿儺の指が頬を撫でる
顔が近づいてきて 口端がニイっと弧を描く
「あぁ、声も出せんのか。
まぁ好都合だ」
ヒョイっと体が浮いて
持ち上げられているのだと気付いた時には
肩に担がれていて
割れた破片も気にせずその上を歩き
リビングまで連れ戻される
ゆっくりベッドの上に転がらされ
上から見下ろされる
「なんだその目は…誘っているのか?」
宿儺の指が頬を強く撫で
血が溢れ出すのを感じる
「柔いな、お前は。
実に美味そうだ…」
馬乗りになって距離が縮まり
頬を伝う血を舐めとられ
背筋がゾワリとする
「ふっ、知っているか?」
耳元の髪をかきあげられ耳たぶをペロリと舐めて口に含まれる
「何があったかはしらんが
最近 小僧達はお前に感謝を伝えるのに必死らしい。」
耳元から顔が離れ 宿儺と目と目があう
「チッそろそろ時間か…
俺はお前なぞに感謝など伝えてやる気は無い
だが今日は愉しめた、また遊びにくるがいい」
そう言ってすうっと虎杖に戻り
目を覚ました虎杖から謝罪されまくった
END
2021.03
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