虎杖 悠仁
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ーーー
事務室に持っていく書類を抱えて夕日の差し込む廊下を歩く
「お、おーい!秋月!
こんなとこに居た」
後ろから虎杖の元気な声が聞こえて立ち止まる
「虎杖くん?どうしたの?」
「いやー、今日俺と朱奈以外出払ってるじゃん?」
「うん、そうだね〜。」
「飯作ったんだけどなんか今日誰にも会ってねぇから寂しくなってさ〜」
少し恥ずかしそうに頭をかきながら
言葉を続ける
「秋月は居たよな〜って思ってさ。
だから飯まだだったらどうかな〜?って」
「ふふっ
たしかに昨日まで先輩達もいたし賑やかだったもんね。」
「そーなんだよな。
なんか急に静かになったじゃん。」
「だね。
夕食まだだしご馳走になろうかな!」
「ほんと!?良かった〜。」
「あ、これさっさと事務室持っていっちゃうね」
「俺持つよ!」
「ありがとう、助かるよー。」
事務室に書類を届けて
虎杖の部屋にお邪魔する
「お邪魔しまーす」
「どうぞどうぞ。
あ、好きなとこ座って待ってて!
すぐ用意するから!」
「なにか手伝おうか?」
「いいよ、俺やるから!
秋月は座って待ってて!」
「はーい。」
キッチンで再加熱を始めた虎杖になぜだか頬が緩み リビングの方へ移動し
ローテーブルの前で座れば
食欲を掻き立てる香りが部屋にまでとどいてくる
「あー、いい匂い!」
少しして大皿に盛られた 野菜炒めを持ってくる虎杖
「そういえば苦手なもんとか無かった?」
「うん。ないよ〜!」
「そか!」短く返事をしてまたキッチンへ消えては
ご飯にお味噌汁 次々と用意してくれる
「お待たせ!」
最後に餃子の入った皿を持ってきて目の前に座り込む
「豪華だね〜」
「そうなんだよ、気が付いたら作りすぎててさ〜。
だから秋月が居てくれてマジ助かった!
サンキュ!」
「ううん。こちらこそご馳走になりまーす。」
「「いただきます」」
END
2021.03
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