五条 悟
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ーー夕刻
晩御飯の支度をするため
冷蔵庫を覗き込む
「今日は何作ろうかな」
食材を物色する
「んー、豚バラともやしでとりあえず野菜炒めかな!
あとは…鶏肉半分使って焼くだけでいっか!」
豚バラと鶏肉をカットしていく
ボウルを用意してそこにカットした鶏肉を入れ
液体のだしと醤油 余ってる梅酒を入れて寝かせる
その間にフライパンで豚バラともやしの野菜炒めを鼻歌交じりに炒めていく
「んー、いい匂い!」
「は!?」
ふと五条の声が後ろからして振り向こうとする前に後ろから抱きしめられ動きを封じられる
「なんで居るの!?」
「えー、お腹すいたから!」
「どこかで食べればいいでしょ!?」
「そんな冷たいこと言わないでよ〜。
1人で食べるのも寂しいでしょ〜?それに朱奈の手料理美味しいもん。だから来ちゃった!」
「だから来ちゃったじゃないよ!
鍵かけてあるのに勝手に入ってくるのやめてよ!」
「だって朱奈、事前に連絡しても入れてくれないじゃん!それに鍵なんて僕には意味ないんだって〜。」
肩の上に体重がのしかかってくる
高能力持ちに少しイラッとする
「重い…。
あとお皿出せないからどいて下さい。」
「あ、僕が取ってあげるよ!」
肩の荷は軽くなったが腹部に回った腕は消えない
「離せ〜!」
「や・だ」
毎度同じ問答をする。
その度 どう足掻いても叶わないので諦める
ガスを停めて五条から手渡された皿に盛り付け
2品目に取り掛かる
「ねー、朱奈。」
「なんですか」
再び体が密着してくる
この後 五条が何を言うのかも分かる
「僕のお嫁さんになってよ。」
「嫌です。」
「ねー、毎回即答しないでよ、そろそろ僕泣いちゃうよ?」
「勝手に泣てれば?」
「ねぇ〜
僕じゃ、ダメ?」
「毎回毎回なんで私!?」
「そんなの朱奈の事が好きだからに決まってるでしょ!」
「ハァ…小皿取ってください。」
「はーい。
朱奈、僕本気だよ?
確かに反対するやつはいるだろうけど、そんなのちゃーんと僕が黙らせてあげるから」
小皿に盛り付けながら
そろそろ外堀から埋められそうだななんて思考が巡り
「考えておく…」
今まで初めて拒否しない言葉を口にした
回されている腕の力が強まり右耳に吐息がかかる
「朱奈、好きだよ」
END
「食べるんだよね、そろそろ離れてよ」
「もうちょっとだけ、いいでしょ?」