季節イベント物
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーーー2017年3月15日 午後6時
宮城県仙台市内
友達と2泊3日卒業旅行へ行ってきた
友人達は親に迎えに来てもらい颯爽と解散となったがスマホはグループチャットの通知がやまない
「さて、買い出しして帰らなきゃな〜。
でも今日は出来合いにしようかな?」
空は薄暗くなるなか
キャリーバッグを引きずりながら行きつけのスーパーへ向かい買い物を済ませ
グループチャットに時折顔を出しながら自宅付近まで帰ってきた
「あ、朱奈さん!」
後ろから聞き覚えのある声がして
隣まで駆け寄ってくる
「悠仁くん?あ、今帰り?」
「うっす。
旅行どうでした?」
「楽しかったよー!
あ、後で家にお土産持っていくね!」
「おー!ありがと!
あ、そうだ俺も渡したいもんあるんだよね!」
そう言って隣を歩く虎杖は手にぶら下げていた可愛いデザインの袋を1つ渡してくる
「はい!卒業祝いとバレンタインのお返し!」
「え?用意してくれたの?
ありがとう!!」
「にしても
来月から朱奈さん高校生かー。」
「そうだよー!
悠仁くんは来年受験だね〜頑張れ〜」
「受験かー
勉強教えてください朱奈先輩!」
「えー、こんな時だけ先輩呼びなのー?」
声を上げて2人で笑い歩いて
自宅にたどり着く
「じゃ、また後で家お邪魔しに行くね!」
「おう!じぃちゃんと待ってるわ!」
「あとでね!」
荷物を抱えてリビングへ入る
軽く荷解きしながら
虎杖家に持っていくお土産を机に用意する
「今年はお返しくれるとは思って無かったな〜。大事に使わなきゃね。」
雑貨店の袋を見つめては頬を緩むのがとめられなかった
END