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2010.02.14
昼過ぎ都内某所
「おーい 七海先輩!」
休日だと言うので呼び付けておいた先輩は先に着いて待っていてくれた
「お久しぶりです。秋月さん」
でも少し疲れた顔をしてる
いや、それは前からだったかな?
「お久しぶりです!
待たせちゃいました?」
腕時計を確認しながら
「いいえ、予定時刻より
私が早く着いていただけなので大丈夫ですよ。」
「なら良かったです!
というか休日に呼び出しちゃってすみません。」
「いいえ、ちょうど息抜きをしようと思って居たので構いません。」
「ほんとですか〜?」
怪訝そうに顔色を伺ってみる
「くどいですよ」と頭を押さえ付けられる
「あたっ」
「さっさと移動しましょう」
「はーい!」
映画にショッピングに付き合って貰い
ディナーを食べながら仕事の愚痴(主に五条の)を聞いてもらったり
あっという間に休日なんて終わってしまった
「はぁ、また明日から仕事ですね」
「そうですね…。
本当に送らなくてよろしいのですか?」
「はい。
だって、先輩帰るの遅くなっちゃうでしょ?
ここで大丈夫ですよ!」
「私の事など気になさらなくていいのですよ。」
「大丈夫ですよ
ここからすぐですから。」
「わかりました。
くれぐれも気を付けて帰るんですよ。」
「もう子供じゃないですから!」
あえて子供っぽく怒ってみる
「そうですね。
貴女も立派な女性でしたね。」
「そうですよっ!
あ、七海先輩!これ今日一日付き合って貰ったお礼です。」
カバンから今日呼び出した理由を取り出して手渡す
「これは?」
「帰ってから開けてください!
じゃあまた帰宅したらちゃんと連絡いれますね!
おやすみなさい!」
まともに顔なんて見れなくなって
足早に渡し逃げしました
玄関に入った瞬間
膝から崩れ落ちた
「はぁ
先輩開けてからどんな反応…してくれるのかな…。」
ー無事帰宅しました 秋月ー
メールを送信して
ゆっくり立ち上がって部屋に足を踏み入れた
ーおかえり
おやすみなさい 七海ー
と素っ気ない返事が一通だけ返ってきた
「だよねー」
ちょっと期待しすぎたかな
まあ毎年こんなもんだったよね…
「来年こそ思い切って告白…できればいーな…。」
END