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現在
寮の廊下で五条先生に遭遇
「お!朱奈〜。」
「こんなとこにいるの珍しいですね
どうしたんですか?」
「まぁちょっとね〜
ねぇ朱奈。
僕に何か渡さなきゃいけないものとかない?」
「先生に渡すものですか?えーと…」
報告書? ならこの前ちゃんと提出したし
なんの事だろう
「照れちゃってる?可愛いな〜、朱奈は。
そうだよね、僕に渡すってきっとすごく勇気のいる事だよね、うんうん。」
「生徒相手にこんなとこで何やってんですか、先生」
いつもより低いトーンで伏黒が割ってはいる
「恵くん!」
救世主の登場に 感激する
「お前もなにやってんの。」
「いや、先生が渡すものがどうって」
「バレンタインだよ?
いいじゃない、僕だって可愛い教え子からチョコ貰いたいもん!」
「え?
渡すものってそういうことだったんですか!?
これは恵くんのなのでダメです!」
「へぇ〜。そっかーそっかー
朱奈は恵が好きなのね〜。
へ〜♪」
「え?あ、うわあああっ
ちょっと今のナシで!ナシナシ!!
聞かなかった事に!!」
「はははっ
恵も朱奈も顔真っ赤!」
おもむろにスマホで写真を撮られる
「何撮ってんですか」
「ちょっと!先生っ!」
「2人ともいいね!うまく撮れた!
さっ、みんなに広めちゃお〜」
サッと五条先生の姿は消え
羞恥でその場に崩れ落ちる
「うわあああっ
最悪だぁあ〜」
はぁーと大きなため息が聞こえて
目の前に手が差し出される
「ほら、とりあえず立て」
「うん、ありがとう。」
手を取って立ちあがる そのまま二人の間に沈黙が流れる
「あ、あの…恵くん」
「なんだ?」
お互い目を合わせず でも手を握りあったまま
「チョコ、貰ってくれる?」
「わざわざ作ってくれたんだろ、貰う」
「ぅん。はい…」
ちらりと伏黒の顔を見上げながら渡す
五条が言った通り 赤面してて
ちょっといいものを見た気がして 口元が緩む
「なあ、
お前が嫌じゃなければでいいんだが」
「なに?」
「俺と付き合ってくれないか?」
「わ、私なんかでよければ…
よ、よろしくお願いします」
END
翌日 先輩達に 冗談混じりの おめでとうメッセージと共に
先生がばらまいた写真が送られてきた
ちなみに野薔薇ちゃんは 写真を見るやいなや
五条先生を締めに行ってくれたらしいです