1年ズ
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「寒い」 4人全員で制服の襟首を引き上げる
「ムリムリ、スカート寒すぎ!」
「俺らも寒いって!な、伏黒」
「そうだな」
珍しく虎杖に賛同する伏黒
「キミら若いのに何言ってんのさ
それにすぐ暖まるって〜
ほら、みんなこれ持って」
縮緬模様の巾着袋を渡される
中身はちゃんと福豆が10粒
しかも綺麗なヤツ
「さて、じゃあ誰から鬼する?」
「はい!はい!俺やりたい!」
「よし、じゃあ悠仁が最初の鬼ね!」
「最初ってことはもしかして全員鬼やるの?」
「もち!」
「あの指へし折ってやりたい!」
「落ち着いて野薔薇ちゃん」
「最初どうすんの?せんせー」
「僕が10秒数えるから 鬼の悠仁はここで待機
それ以外は逃げるなりなんなりして〜
10秒後からタイマーつけるから
もう1回言うけど呪力使っちゃダメだよ?」
「分かってるわよ」
「うん」「おっけー」「ん」
「じゃあ 10 987654321 スタート!!」
「ちょっと!」
「五条先生!数えるの早くないですか!?」
「あの人が真面目に数えると思うか
諦めろ」
それぞれ虎杖から距離をとるように走り出すが
数えるスピードが早すぎるため
スタートした虎杖に秋月は直ぐに追いつかれる
「こんなのムリだってばぁ〜」
捕まる
捕まりたくない 一心でつい足先に力が籠る
「朱奈〜、アウト!
こっち来て1枚脱いで」
五条の言葉に虎杖の足も止まる
「これって捕まえた事になんのー?」
「なんないよ〜」
「そっかじゃあ」
近くにいた釘崎の方へ走り出す
私はとぼとぼと五条の元へと歩く
「なんでこっち来んのよ!
伏黒狙いなさいよ!
伏黒ー!せめて援護しろー!」
「痛っ」
虎杖の後頭部に福豆が当たって砕ける
「悠仁ストップ!
その場で5秒ね〜」
「伏黒ナイス!良くやった!褒めてあげるわ!」
「1 2 3 …」
「さ、朱奈も観念して早く脱いで」
「だって寒いんですってぇ!」
上着の前を開けたものの 寒すぎて脱げないままでいたが
呆気なく奪いさられる
「はい!行ってらっしゃい!」
「せんせーのバカ〜」
その後連携をとって虎杖に応戦するも
足が速すぎて話にならず
1回戦 虎杖悠仁の勝利となった
福豆の補充を行い 上着も返してもらった
五条がひざ掛けにしてたので少し生暖かった
2回戦目は最後に捕まった 伏黒恵が鬼
秋月 釘崎は呆気なく捕まり
残すは虎杖のみ マメ効果使って時間ギリギリで
伏黒恵 勝利
3回戦目 一番最初に捕まり続けてる 秋月 朱奈が鬼
釘崎を1度捕まえただけで 完全敗北
4回戦目 釘崎野薔薇 が鬼
秋月 伏黒を1度捕まえて 敗北
「もう無理、あたし走れない」
芝の上に釘崎と秋月がへたり込む
「ハァハァ、結構疲れたね」
「これなら仕事行かされる方がマシかも」
「同感だ」
伏黒と虎杖も座り込む
「けど楽しかったな」
そう言って虎杖は大の字に寝転がる
「あんた足速すぎんのよ!」
「うん
悠仁くん 速すぎて全然捕まえらんない」
「ど?
もう寒くないでしょ ?」
上からニタニタと笑う五条
「そうね
心地良いかも」
「確かに」
「こんな時期だけど俺ちょっと汗かいたかも」
「シャワー浴びたい」
「そうだね〜」
「うんうん。
じゃあ みんな!
これからひと仕事頑張ろうか!」
「「は?」」
「冗談でしょ!?」
「いやいやマジマジ」
「えー、せんせー私もう動けません」
「なら担いででも行くから安心して〜」
ヘトヘトの状態のまま4人は
仕事に向かい 五条への恨みで呪霊を相殺しました
END
「お疲れサマンサ!
さ帰ってみんなで恵方巻き食べて 八つ橋食べよう!」
「死ねばいいのに」
「せんせーの意地悪」
「知ってましたけど いっぺん死んどいて下さい」
「せんせー一気に嫌われちまったな」
「僕何もしてないのに?」