七海建人
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高専に珍しくやってきていた七海を発見して
その背中に抱きつく
「ななみぃーんっ!」
「その呼び方と
いきなり後ろから飛びつかないでください。」
驚いて足を止めた七海のシャツをギュッと握る
「はぁ…どうしたんですか。」
「ナナミン。」
「呼び方…はぁ、なんですか。」
「ナナミンは私の事嫌い?」
「どうしたらそうなるんです。」
「だって!
ナナミンだけ…」
「昼間っから ましてや
やるねぇ〜ナナミン!」
両手を銃の形をして向ける五条
「私ではなく、秋月さんに言ってください。」
「朱奈ちゃんのせいにするの〜?
ナナミンひっどぉい!」
「あの、秋月さん。
そろそろわけを話してくれませんか。
そして可能であれば離してください。
私も男ですので。」
「そうそう!それ以上くっついてると
ナナミンのナナミンが…「ひっぱたきますよ!」
「だってナナミンだけ…ガチャ出てくれなかったぁ!」
「あー、爆死したのね。」
「そんなことですか…。」
「五条くんはすごく早い段階で来てくれたんだよ!?
野薔薇ちゃんも恵くんもラックMAXだし!」
「そりゃぁ、僕は朱奈ちゃんを助けるためならどこへでも行くよ〜!」
「その後に悠仁くんも来てくれたのにぃ…
ナナミンだけ来てくれなかったぁ!」
「それで何故 私が貴女を嫌っているという話になるんです…。」
「卒業してからそんなに会う機会もなくなっちゃったし…
復帰してもなかなか合わないし!
嫌われてるから出て来てくれないのかなって…」
「はぁ…安心してください。
貴女の事を嫌ってなどいません。」
「むしろ 好」パァンと五条の頭を叩く七海
「いい音鳴りましたね。」
「おいこら!七海!なにしやがんだ!」
七海の背から五条を覗き込む
「あー、五条くん大丈夫?」
「朱奈〜、酷いと思わない!?
僕今 フルスイングで叩かれたんだけど!?」
目線を合わせるようにかがみこんでくる五条に
七海の腕の間から手を伸ばして頭を撫でる
「見てなかったですけど、すごい音でしたね。
よしよし。」
「人を挟んであなた達は何してるんですか。」
「羨ましいでしょ〜。」
「いえ、別に。」
未だシャツを握っている左手をちらりと見下ろす七海
「はー、からかい がいが無いな〜。
お互いもういっそ、言っちゃえば言いのに。」
「もう1発いっときますか?」
「次は当たってあげないよ。」
「えと、とりあえずナナミンは私を嫌ってるわけじゃないんだよね?」
七海の右脇辺りから顔を覗う
「…ええ。
なのでそろそろ離れてください。」
「なら良かった!」
再度抱きついた秋月に七海は天を仰いで息を吐いた
END