Secret 2tory
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「おーい、キミノ?
どったの?」
ばったり出会った虎杖を見上げる
「あ、もしかして俺の顔なんかついてる?」
「あのね、ちょっとしゃがんでくれないかな?」
「え?
いいけどいきなりどったの?」
屈んで目線を合わせてくれた虎杖の
両頬に手を伸ばす
「んむっ。」
もちっとした柔らかい肌に感動する
「なー、一体何?
俺、これ何されてんの?」
目がバッチリ合って そらされてしまう
触れた両頬から温もりを感じる
「ね。
…恥ずいんだけど…」
思い出したように
「な!ちょっと目閉じて!」
言われた通りに瞼を閉じてみると
唇に柔らかいモノが触れて驚いて目を開ける
「え、あっ…」
思わず両手を離して後ずさる
立ち上がって同じ様に口元を手の甲で隠して
こっちを見ていない 虎杖を見上げる
「…嫌、だった?」
「う、ううん。」
俯きながら否定する
「そっか。俺も嫌じゃなかった…」
2人の間になんとも言えない空気が流れる
「お!悠仁!」
虎杖の後ろの方から 五条先生が手を振って近づいてくるのが見える
「呼ばれてっし。
また…今度な!」
大きな手が頭を撫でる
「ん?2人とも何してたのー?
ダメだよ〜?不純異性行為なんて先生認めないからね!」
「そんなんじゃねーって。」
「あはは
嘘だよ嘘。 そりゃ節度は守って欲しいけれど君たちから青春を取り上げたりなんてしないさ!
いいねぇ青春。」
「別にそんなんじゃないって!」
「いいじゃないの。照れるなよ。」
五条と廊下のかどに消えていく虎杖の大きな背中をただ見送った
END