最近の一歩がどんどん重たくなっていって、高杉的に見ているのが辛くなってきました。

高杉は、一歩の良さって「爽やかさ」だと思ってるんです。
ボクシング漫画って大体暗いじゃないですか。
初めて「リクドウ」読んだ時、寝込みそうになりましたもん（笑）。
↑まぁこれは暗すぎですけど、ほかの漫画も大抵ちょっとジメッとしている気がします。ギャグを除いて。


その爽やかなスポーツ漫画だった「一歩」が、どんどん昭和臭い「ボクシング漫画」になってきちゃってる感が・・・

宮田くんも、今までどんな不幸な過去も体験も、まぁそれなりに爽やかに（ジメッとせず）描かれていたんですけど、今後がちょっと心配なんですよ。力石みたいにされないか、とか・・・・


宮田くんが父親に育児放棄と虐待されてたのも、本人はそれを覚えてないみたいに、今も昔も親子関係はめっちゃ爽やかに書かれてます。設定がいくらエグくても描写は軽い（というか薄い）ので、見ててあんまりズッシリ来ないのがいいんです。


で、「リクドウ」の話になるんですけど。
父親に虐待されていた兵動っていうボクサーがいるんですけど、虐待されてたおかげですごいドMで。
以来、宮田くんも強いパンチに打たれたいドMなんだろうなぁ、って思ってしまうようになりました・・・

もうね、本当に暗い漫画は私のお花畑のような軽い頭に大きな影を残してくれます。読むんじゃなかったと思いつつ、続きが気になって読んでしまう（泣）。椿さんカッコいい←宮田くん似。


あと、銀魂の高杉晋助以上のポエマーですよね、宮田くん。
ちょっと何巻か忘れてしまったんですが、先日また単行本を読み返していたら、過去にも結構ポエミィなこと言ってたんですよ。
【追記：確認したら宮田父の防衛戦のくだりで、85巻でした】

123巻に宮田のポエムが出てくると思うので（ボディ打たれたあとの独白部分）、みなさん注目してください。
昔はポエムなんて詠まなかったのにな、宮田くん・・・



まぁ、とりとめのない話になってしまったんですが・・・
今の「重たい」一歩、高杉は見るたびに辛くて。
これからも辛い展開が続くんだろうなぁと思うんですが。


最後にはまた、「はじめの一歩」の最大限の持ち味であり、また最大の魅力である「明るくて爽やかなボクシング漫画」に戻って欲しいなと思っています。