一期一会
マンドリカルド「たまには遊ぶのも大事だな。」
俺がそう思ったのはゲームが始まる15時より2時間前のことだ。俺はカルデアの食堂で昼ごはんを食べようと思い、すぐに自分の部屋から出た。俺は食堂につき、先に座っていたアストルフォ・ブラダマンデ・ローランを避けるように別の席を選んだ。
マンドリカルド「(俺はここに座ろう…)」
俺がそう思って座る時に、シャルルマーニュが食堂に来た。
シャルルマーニュ「すまん!待たせたな」
マンドリカルド「(げ、シャルルマーニュ…)」
シャルルマーニュは十二勇士達を探して、見つけて、駆け寄った。
アストルフォ「お疲れ様⭐︎シャルル!」
ブラダマンデ「お疲れ様です!陛下」
ローラン「お疲れ!大将」
シャルルマーニュ「ありがとな!アストルフォ、ブラダマンデ、ローラン。ローランは…うん、今日はしっかり服を着てるな」
ローラン「いつも俺が服を着てない風に言わないでくださいよー…」
シャルルマーニュ「俺だって、甥が人・場所問わず全裸になってないなら、苦労しねえよ……」
その光景を見た俺はこう思った。
マンドリカルド「(避けてしまったが、陽キャオーラ凄いな…..)」
この時、俺はローラン達と離れた席に座っている。
アストルフォが話題を変えた。
アストルフォ「それは置いといて、シャルル!十二勇士のみんなで昼ご飯一緒に食べようって言ってなかったけ?」
シャルルマーニュの言ってた約束とは昼ごはんを一緒に食べる事らしい。
シャルルマーニュ「そうだった!お前らもだけど、実はもう一人誘ったんだよ。」
アストルフォ「もう一人って誰?」
シャルルマーニュ「そろそろ来るはずだ」
マンドリカルド「(誰なんだ?)」
シャルルマーニュ以外が誘った相手を予想しているその時だ。
さな「お待たせ〜。立香たちに、交代の事伝えてたら遅くなっちゃた」
アストルフォ・ブラダマンデ・ローラン「マスター!?」
マンドリカルド「(え、マスター!?)」
シャルルマーニュ「そうだ。もう一人はマスターだ。周回の終わりに昼ごはん一緒に食べないか誘ってみたんだ」
さな「ちょうど、ウチも昼ごはんとりたかったんだ。誘ってくれてありがとね。シャルル。」
マンドリカルド「(そうだったのか…..)」
シャルルマーニュ「気にしないでくれ。俺もマスターと一緒に昼ごはん食べたかったからさ」
さな「うん!シャルル達の所に座って良い?」
シャルルマーニュ「俺はいいけど、お前らは大丈夫か?」
アストルフォ「僕もいいよ〜」
ブラダマンデ「私も大丈夫です」
ローラン「俺も大丈夫だ。マスター」
さな「ありがとう。それじゃあ、お言葉に甘えて…」
ブラダマンデ「とりあえず、昼ごはん食べましょう!私、お腹が空きました〜」
アストルフォ「僕も!何食べようかなー」
マンドリカルド「(俺も何食べようか…)」
それぞれが何を食べるか悩んだ結果、
アストルフォ「グラタンとローストビーフにした!」
ブラダマンデ「私は醤油ラーメンと小籠包を選びました」
ローラン「俺はカツ丼定食に決めた」
シャルルマーニュ「俺はステーキ定食にした」
マンドリカルド「(俺は味噌カツ定食…会話には入れないけど)」
アストルフォ「皆、バラバラか〜マスターは何選んだの?」
さな「私は…焼きビーフンと蓮根サラダ定食にした」
アストルフォ「なるほど〜マスターの食べる物も分かったし、いただきますしよ!」
シャルルマーニュ「そうだな。せーの」
マンドリカルド除く全員「いただきます!」
マンドリカルド「(小さな声で)いただきます」
シャルルマーニュ十二勇士とさなは食べながら、さまざまなことを話してた。俺は食べながら、マスター達の話を盗み聞いていた。
さな「周回の時はありがとね、シャルル。午前は周回終わったから午後からは休めると思うけど…」
シャルルマーニュ「こちらこそだ、マスター。という事は暇になるか…そうだ!」
シャルルマーニュが突然、思いついた。
シャルルマーニュ「アストルフォ、ブラダマンデ、ローラン。午後って空いてるか?」
アストルフォ「空いてるよ」
ブラダマンデ「空いてます」
ローラン「空いてる」
シャルルマーニュ「なら、大丈夫か。マスター、良かったら、ゲームでも遊ばないか?」
さな「いいよ。何して遊ぶの?」
シャルルマーニュ「それはな、パーティゲームだ!刑部姫にゲームを借りたいんだが、どんなゲームがあるか分からないから、マスターも一緒に来て欲しいんだ。」
さな「ソフトを選べばいいんだね。分かった。私も昔、親戚と遊んだ事あるから一緒に行くよ。」
マンドリカルド「(マスター、パーティゲームを遊んだことあるのか)」
シャルルマーニュ「ありがとな!マスター。遊ぶ場所は、俺の部屋で良いとして…。アストルフォ、ブラダマンデ、ローランに2つ頼みたいんだが…」
アストルフォ「なんでも言って!シャルル」
ブラダマンデ「なんでもお申し付け下さい。陛下」
ローラン「なんでも言ってくれ、大将」
シャルルマーニュ「ありがとな。1つ目はマンドリカルド王を誘ってほしいんだ。俺が誘いたいが、避けられてるんだ。2つ目は、15時にゲームやるからお菓子とジュースを持ってきてほしい。あと、食べ終わったら、俺の部屋に集合と伝えておいてくれ。」
マンドリカルド「(な、なんで俺!?)」
アストルフォ「ok!」
ブラダマンデ「分かりました」
ローラン「了解」
シャルルマーニュ「マスターは午後大丈夫か?」
さな「立香たちに交代したから大丈夫」
シャルルマーニュ「良かった。マスターと俺はゲームの本体とソフト探し。アストルフォ達はお菓子・ジュースとマンドリカルド王を誘うこと。まあ、断られたら俺らだけでやるか」
マンドリカルド「(ど、どうしよう…..)」
俺が慌てて悩んでると、ブラダマンデとマスター(さな)が何か頼み事をしていた。
さな「ブラダマンデちゃん、ウチからも一つ頼みたいんだけど…」
ブラダマンデ「どうしました?マスター」
さな「マンドリカルドが来たら遊ぶの楽しみにしてるって言っといて。」
ブラダマンデ「了解です!マンドリカルド王に言っておきますね。」
さな「ありがとう。」
マンドリカルド「(マスターも俺と遊ぶの楽しみにしてるのか。どうするか…。)」
シャルルマーニュ「15時になったら、俺の部屋に集合だ。ごちそうさまでした。」
アストルフォ・ブラダマンデ・ローラン・さな「ごちそうさまでした」
マンドリカルド「(小さい声で)ごちそうさまでした」
それぞれの目的で解散した十二勇士一行。15時までに間に合うのか!?そして、マンドリカルドはローラン達が来るまでに決められたのか!?
②に続く
俺がそう思ったのはゲームが始まる15時より2時間前のことだ。俺はカルデアの食堂で昼ごはんを食べようと思い、すぐに自分の部屋から出た。俺は食堂につき、先に座っていたアストルフォ・ブラダマンデ・ローランを避けるように別の席を選んだ。
マンドリカルド「(俺はここに座ろう…)」
俺がそう思って座る時に、シャルルマーニュが食堂に来た。
シャルルマーニュ「すまん!待たせたな」
マンドリカルド「(げ、シャルルマーニュ…)」
シャルルマーニュは十二勇士達を探して、見つけて、駆け寄った。
アストルフォ「お疲れ様⭐︎シャルル!」
ブラダマンデ「お疲れ様です!陛下」
ローラン「お疲れ!大将」
シャルルマーニュ「ありがとな!アストルフォ、ブラダマンデ、ローラン。ローランは…うん、今日はしっかり服を着てるな」
ローラン「いつも俺が服を着てない風に言わないでくださいよー…」
シャルルマーニュ「俺だって、甥が人・場所問わず全裸になってないなら、苦労しねえよ……」
その光景を見た俺はこう思った。
マンドリカルド「(避けてしまったが、陽キャオーラ凄いな…..)」
この時、俺はローラン達と離れた席に座っている。
アストルフォが話題を変えた。
アストルフォ「それは置いといて、シャルル!十二勇士のみんなで昼ご飯一緒に食べようって言ってなかったけ?」
シャルルマーニュの言ってた約束とは昼ごはんを一緒に食べる事らしい。
シャルルマーニュ「そうだった!お前らもだけど、実はもう一人誘ったんだよ。」
アストルフォ「もう一人って誰?」
シャルルマーニュ「そろそろ来るはずだ」
マンドリカルド「(誰なんだ?)」
シャルルマーニュ以外が誘った相手を予想しているその時だ。
さな「お待たせ〜。立香たちに、交代の事伝えてたら遅くなっちゃた」
アストルフォ・ブラダマンデ・ローラン「マスター!?」
マンドリカルド「(え、マスター!?)」
シャルルマーニュ「そうだ。もう一人はマスターだ。周回の終わりに昼ごはん一緒に食べないか誘ってみたんだ」
さな「ちょうど、ウチも昼ごはんとりたかったんだ。誘ってくれてありがとね。シャルル。」
マンドリカルド「(そうだったのか…..)」
シャルルマーニュ「気にしないでくれ。俺もマスターと一緒に昼ごはん食べたかったからさ」
さな「うん!シャルル達の所に座って良い?」
シャルルマーニュ「俺はいいけど、お前らは大丈夫か?」
アストルフォ「僕もいいよ〜」
ブラダマンデ「私も大丈夫です」
ローラン「俺も大丈夫だ。マスター」
さな「ありがとう。それじゃあ、お言葉に甘えて…」
ブラダマンデ「とりあえず、昼ごはん食べましょう!私、お腹が空きました〜」
アストルフォ「僕も!何食べようかなー」
マンドリカルド「(俺も何食べようか…)」
それぞれが何を食べるか悩んだ結果、
アストルフォ「グラタンとローストビーフにした!」
ブラダマンデ「私は醤油ラーメンと小籠包を選びました」
ローラン「俺はカツ丼定食に決めた」
シャルルマーニュ「俺はステーキ定食にした」
マンドリカルド「(俺は味噌カツ定食…会話には入れないけど)」
アストルフォ「皆、バラバラか〜マスターは何選んだの?」
さな「私は…焼きビーフンと蓮根サラダ定食にした」
アストルフォ「なるほど〜マスターの食べる物も分かったし、いただきますしよ!」
シャルルマーニュ「そうだな。せーの」
マンドリカルド除く全員「いただきます!」
マンドリカルド「(小さな声で)いただきます」
シャルルマーニュ十二勇士とさなは食べながら、さまざまなことを話してた。俺は食べながら、マスター達の話を盗み聞いていた。
さな「周回の時はありがとね、シャルル。午前は周回終わったから午後からは休めると思うけど…」
シャルルマーニュ「こちらこそだ、マスター。という事は暇になるか…そうだ!」
シャルルマーニュが突然、思いついた。
シャルルマーニュ「アストルフォ、ブラダマンデ、ローラン。午後って空いてるか?」
アストルフォ「空いてるよ」
ブラダマンデ「空いてます」
ローラン「空いてる」
シャルルマーニュ「なら、大丈夫か。マスター、良かったら、ゲームでも遊ばないか?」
さな「いいよ。何して遊ぶの?」
シャルルマーニュ「それはな、パーティゲームだ!刑部姫にゲームを借りたいんだが、どんなゲームがあるか分からないから、マスターも一緒に来て欲しいんだ。」
さな「ソフトを選べばいいんだね。分かった。私も昔、親戚と遊んだ事あるから一緒に行くよ。」
マンドリカルド「(マスター、パーティゲームを遊んだことあるのか)」
シャルルマーニュ「ありがとな!マスター。遊ぶ場所は、俺の部屋で良いとして…。アストルフォ、ブラダマンデ、ローランに2つ頼みたいんだが…」
アストルフォ「なんでも言って!シャルル」
ブラダマンデ「なんでもお申し付け下さい。陛下」
ローラン「なんでも言ってくれ、大将」
シャルルマーニュ「ありがとな。1つ目はマンドリカルド王を誘ってほしいんだ。俺が誘いたいが、避けられてるんだ。2つ目は、15時にゲームやるからお菓子とジュースを持ってきてほしい。あと、食べ終わったら、俺の部屋に集合と伝えておいてくれ。」
マンドリカルド「(な、なんで俺!?)」
アストルフォ「ok!」
ブラダマンデ「分かりました」
ローラン「了解」
シャルルマーニュ「マスターは午後大丈夫か?」
さな「立香たちに交代したから大丈夫」
シャルルマーニュ「良かった。マスターと俺はゲームの本体とソフト探し。アストルフォ達はお菓子・ジュースとマンドリカルド王を誘うこと。まあ、断られたら俺らだけでやるか」
マンドリカルド「(ど、どうしよう…..)」
俺が慌てて悩んでると、ブラダマンデとマスター(さな)が何か頼み事をしていた。
さな「ブラダマンデちゃん、ウチからも一つ頼みたいんだけど…」
ブラダマンデ「どうしました?マスター」
さな「マンドリカルドが来たら遊ぶの楽しみにしてるって言っといて。」
ブラダマンデ「了解です!マンドリカルド王に言っておきますね。」
さな「ありがとう。」
マンドリカルド「(マスターも俺と遊ぶの楽しみにしてるのか。どうするか…。)」
シャルルマーニュ「15時になったら、俺の部屋に集合だ。ごちそうさまでした。」
アストルフォ・ブラダマンデ・ローラン・さな「ごちそうさまでした」
マンドリカルド「(小さい声で)ごちそうさまでした」
それぞれの目的で解散した十二勇士一行。15時までに間に合うのか!?そして、マンドリカルドはローラン達が来るまでに決められたのか!?
②に続く
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