競馬雑記

秋の花冠

2026/10/18 15:05
 こんにちは!
 ご無沙汰しております。マルセルです。
 前回の更新から早くも3週間が経過してしまいました。秋競馬の開幕に合わせてリスタートを切ったはずなのですが、なかなか継続的な更新というのも難しいものですね。
 さて、今週は秋華賞(GⅠ)です。3歳牝馬三冠の最終戦ということで、今回も備忘録的に予想を載せていこうと思います。
 ……が、その前に。
 前回のスプリンターズステークスについて、どうしても振り返っておきたいことがあります。






スプリンターズステークス2026を振り返る


 さて、9月27日に開催されたスプリンターズステークス(GⅠ)。今年の秋GⅠ開幕戦も、全人馬無事に完走しました。
 まずは前回の記事で掲載した予想を再掲させていただきます。詳しくは前回の記事『最速は誰だ』をご参照ください。

 ◎サウンドモリアーナ
 ○ウインカーネリアン
 ▲フリッカージャブ
 △パンジャタワー
 △ピューロマジック
 ☆ブラックチャリス

 そして、結果は……

 1着 ⑯ピューロマジック
 2着 ⑥ワールズエンド
 3着 ⑤サウンドモリアーナ

 △ピューロマジックが、ついにGⅠ初制覇を果たしました!
 ピューロマジック&岩田望来騎手、おめでとうございます!
 岩田望来騎手にとってはこれがJRA・GⅠ2勝目。アルマヴェローチェで制した阪神ジュベナイルフィリーズ2024以来となります。実に喜ばしいですね。
 ピューロマジックは昨年のアイビスサマーダッシュ(GⅢ)を制覇し、今年も函館スプリントステークス(GⅢ)を勝利。そして、アイビスサマーダッシュ(GⅢ)を連覇。連覇達成時にはあのカルストンライトオが保持していた、24年間破られなかったレコードを塗り替えました。スプリント路線で確かな実績を積み重ねてきた牝馬です。
 しかし、スプリンターズステークス(GⅠ)は過去2年続けて8着。今回は3度目の挑戦となりました。
 当日の中山競馬場は稍重。前日の雨の影響もあって、必ずしもスピードだけで押し切れる馬場ではなかったようです。
 そんな中、レースの幕が上がります。
 大外16番枠から飛び出したピューロマジックは、二の脚を利かせて先頭へ。フリッカージャブがこれを追い、ワールズエンドやサウンドモリアーナ、ウインカーネリアンらが好位につけます。
 ピューロマジックはそのままハナを譲らず、後続にリードを保ったまま最終直線へ。
 しかし、中山の急坂が待っています。彼女を過去2度にわたり阻んできた、このコースの魔物。
 さすがに苦しくなるか……?
 そう思われたところでも、ピューロマジックの脚色は衰えません。岩田望来騎手の懸命な追いに応え、なおも先頭を守り続けます。
 後続も黙ってはいません。
 内からはワールズエンド、そしてその外にはサウンドモリアーナ。ウインカーネリアンやスターアニスも追い上げてきます。
 ピューロマジックは逃げ粘る!
 ワールズエンドが迫る!
 そして、外からサウンドモリアーナも懸命に伸びてくる!
 しかし、最後まで先頭を譲らなかったのはピューロマジックでした。
 クビ差でワールズエンドを退け、見事な逃げ切り勝ち。1分9秒2という、前年と比べても時計のかかる決着を、持ち前のスピードで制したのでした。
 実に見事な勝利だったと思います。
 そして、私が本命に指名したサウンドモリアーナ。
 11番人気という低評価を覆し、ハナ差の3着に食い込んでくれました!
 前走のキーンランドカップで見せた強さは本物でしたね。吉田隼人騎手も上手く乗ってくれたと思います。惜しくも勝利には届きませんでしたが、GⅠでも十分に通用することを示してくれました。

 ……さて。
 ここまで読んでくださった方は、もうお気づきかもしれません。


 馬券、当たりました!!


 サウンドモリアーナの複勝500円と、サウンドモリアーナ―ピューロマジックのワイド200円が的中したのです。
 複勝の払戻は4,000円。
 そして、ワイドの払戻はなんと16,880円……!
 購入額は3,000円でしたが、払戻総額は20,880円。


 回収率、696%!!


 いやはや……。
 自分でも驚いております。
 普段から「競馬は究極的にはロマンとフィーリングである」などと申し上げている私ですが、まさかこれほどの結果になるとは思いませんでした。
 もちろん、○ウインカーネリアンは6着、▲フリッカージャブは12着、△パンジャタワーは15着と、決して予想全体が完璧だったわけではありません。
 それでも、人気薄の本命馬が馬券に絡み、さらに相手に選んだ穴馬が勝利してくれたのですから、これ以上を求めるのは贅沢というものでしょう。
 これだから競馬は面白い。
 思いがけず素晴らしい秋競馬のスタートを切ることができました。






秋華賞2026の予想


 さて、過去の栄光に浸るのはこの辺りにしておきましょう。
 今週は秋華賞(GⅠ)。京都競馬場の芝2000mを舞台に、3歳牝馬たちが最後の一冠を争います。
 今年は桜花賞馬スターアニス、オークス馬ジュウリョクピエロがともに不在。春のクラシックを制した女王たちがいない中、新たな女王の座を巡る争いとなりました。
 そこで注目を集めているのが、4戦4勝の無敗馬モンローウォーク。単勝オッズは1倍台という、圧倒的な支持を集めています。
 果たして、この勢いのまま秋の女王となるのでしょうか。
 というわけで、今回も予想を載せてみようと思います。
 なお、当方は競馬のエキスパートでもなければ、精緻なデータに基づくわけでもありません。 「競馬は究極的にはロマンとフィーリングである」を信じて疑わない、ウマ娘きっかけの冴えない競馬ファンです。 前回は奇跡的に大当たりしましたが、だからといって予想の精度が保証されるわけではございませんので、悪しからず……!


◎⑧モンローウォーク
・今回の本命は素直にこの馬。ここまで4戦4勝、前走のローズステークス(GⅡ)も2着エンネに0.5秒差をつける完勝でした。現時点では世代屈指の能力を持つ馬だと考えています。
・特に魅力的なのは、先行して自分から競馬を作れるところでしょうか。前走も2番手から危なげなく抜け出しており、京都の内回りという舞台でも大きな武器になるはずです。
・もちろん、今回はGⅠ初挑戦。これまでの相手とは違いますし、単勝1倍台という圧倒的な支持に見合う結果を残せるかはわかりません。
・しかし、それらを差し引いても、今回もっとも信頼できるのはこの馬だと思います。無敗の秋華賞馬誕生に期待します。戸崎圭太ジョッキー、お願いします!

○③マスターソアラ
・前走の紫苑ステークス(GⅡ)を高く評価しての、この印。重馬場の中山2000mで、道中は中団に構えながら徐々に進出。最後はしっかり差し切って重賞初制覇を果たしました。
・同レースは重馬場であり、今回の京都とは馬場条件が大きく異なります。しかし、それ以上に強い勝ち方だったと思います。あの馬場でも上がり36秒2という脚を使えていた点は魅力的です。
・新馬戦では上がりで32秒8を記録していることもあり、単に重い馬場が得意なだけの馬とも思えません。軽い馬場でも能力を発揮できる余地は十分にあるはずです。
・そして、鞍上は京都を知り尽くした武豊ジョッキー。蛯名正義調教師との競馬学校同期コンビでGⅠを狙うというのも、なかなか夢がありますよね。
・ここは対抗として期待したいと思います。

▲⑥ラベルセーヌ
・何と言っても魅力はその末脚です。前走の三面川特別では、上がり32秒3という強烈な脚を披露しました。この切れ味は高く評価したいところです。
・近走の安定感もいいですね。フローラステークス(GⅡ)では5着に敗れましたが、その後は条件戦を2連勝。ここに来て充実している印象を受けます。
・もちろん、前走の新潟芝1800mと今回の京都芝2000mでは、求められる能力が異なるでしょう。GⅠの強豪相手に、同じような末脚を繰り出せるかは未知数です。
・しかし、もし展開が向けば、モンローウォークに届く可能性もあるのではないでしょうか。荻野極騎手の思い切った騎乗にも期待したいところです。

△②テイエムアイラン
・今回の大穴候補として選んでみました。
・これまで1400mと1600mしか経験しておらず、今回は初めての2000m。普通に考えれば距離延長は大きな不安材料です。
・しかし、前々走の京都1600m、前走の中京1600mではともに逃げ切り勝ち。特に前走は1分32秒5という好時計を記録しています。京都の軽い馬場となれば、距離が伸びても逃げ残る可能性は否定できないのではないでしょうか。
・父ミッキーアイルという点は距離適性を考えると気になりますが、母父はノヴェリスト。400kg台前半という小柄な馬でもあり、血統面から中距離への対応力があってもおかしくないと予想しています。
・そして、2代母はなんとレジネッタ。2008年の桜花賞を12番人気で制した名牝です。その孫が、今度は人気薄で秋華賞に挑むというのも、なんだかロマンがあっていいですよね。
・もちろん、今回はかなりの冒険。素直に能力だけで選べば上位に評価するのは難しいでしょう。しかし、こういう馬に少しだけ夢を託してみるのも競馬の醍醐味だと思うのです。富田暁騎手、お願いします!

☆⑨スウィートハピネス
・この馬の最大の魅力は、なんと言っても京都競馬場への適性です。京都ではこれまで3戦2勝、2着1回。なんと連対率100%を誇っています。
・勝ち鞍にはエルフィンステークス(L)があり、京都マイルへの適性は十分。短距離からマイル向きの馬という印象もありましたが、オークスでは2400mを走って5着。しかも勝ち馬ジュウリョクピエロとの差はわずか0.1秒でした。中長距離にも対応できる能力は証明済みと考えていいでしょう。
・懸念材料は、近走の上がりタイムでしょうか。ほかの有力馬と比較すると少々物足りない部分があり、前走のローズステークス(GⅡ)でも7着に敗れています。
・また、これまでの京都実績はいずれも1600mの外回り。今回の内回り2000mとは条件が異なりますから、必ずしも同じ結果を期待できるわけではありません。
・それでも、得意の京都で再び好走する可能性は十分にあるはず。オークス(GⅠ)で見せた中長距離への対応力と、京都への適性を信じてみたいと思います。
・佐々木大輔騎手とのコンビで、人気薄からの一発に期待します。

 なお、人気上位のドリームコアについては、今回は無印としています。
 オークス2着という実績は立派なものですし、今回のメンバーでも能力は上位でしょう。 ただ、個人的には左回りの方が優れているのではないか、という印象があります。
 東京競馬場では4戦して3勝、2着1回。一方で、右回りではここまで勝ち星がありません。
 前走の紫苑ステークスも3着と悪くはないのですが、GⅠという舞台で、しかも京都内回りとなるとどうか。
 もちろん、単なる印象に過ぎない可能性もありますし、右回りでも十分な能力を発揮するかもしれません。しかし、今回はほかに魅力的な馬が多かったこともあり、思い切って見送ることにしました。






買い目


 さて、今回も買い目を載せてみようと思います。 予算は前回同様、3000円程度で考えています。
 前回のスプリンターズステークスでは、幸運にも大きな払戻を得ることができました。しかし、今回は本命馬の人気がまったく異なります。 単勝1倍台のモンローウォークでは、単勝や複勝を購入しても大きな配当は望みにくいところ。
 そこで今回は、◎モンローウォークを軸としたワイド4点勝負で行こうと思います。

 ワイド ⑧-③ 600円
 ワイド ⑧-⑥ 900円
 ワイド ⑧-⑨ 900円
 ワイド ⑧-② 600円

 合計3000円。
 今回はかなり思い切って、モンローウォークが3着以内に入ることを前提とした構成にしました。
 ○マスターソアラ、▲ラベルセーヌとの組み合わせを本線としつつ、☆スウィートハピネス、△テイエムアイランとのワイドにも期待を込めています。
 特にスウィートハピネスとテイエムアイランは、現時点でかなり人気を落としている馬たち。この2頭のどちらかが馬券圏内に飛び込んできたら、なかなか愉快なことになりそうです。
 もちろん、モンローウォークが4着以下に敗れれば、その時点で馬券は全滅です。
 しかし、それならそれで仕方ありません。今回は純粋にモンローウォークの強さを信じて、応援する意味でもこのような買い方にしてみました。
 前回のような大当たりを期待するのは少々欲張りかもしれませんが、今回もロマンとフィーリングを大切にしたいと思います。






 皆様の予想はいかがでしょうか?
 今回は圧倒的な人気を集めるモンローウォークを本命に据えつつ、相手には少々大胆な穴馬も選んでみました。
 前回のスプリンターズステークスで運を使い果たしていなければよいのですが……。
 もっとも、馬券が当たるかどうかだけが競馬の楽しさではありません。人気馬がその強さを証明するのも、伏兵が思いがけない激走を見せるのも、競馬の醍醐味でしょう。
 秋の京都で、新たな女王が誕生する瞬間を楽しみにしたいと思います。
 それでは、今回も全人馬無事に! 良い競馬を!

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