オートセコムヤマト(名前星花で♂)
「彼女出来た」
昼休み、ヤマト、ダイチ、星花の三人で集まった際星花が発した言葉が発端だった。
星花のその言葉に残りの二人は固まる。
「か、彼女って?!いつの間に?!」
ダイチが狼狽えるのに星花が深呼吸を促す。
「んー?この前の放課後呼び出されて告白されて、可愛かったしとりあえず、って感じで付き合ってみることにした」
「その女はお前にふさわしい女なのか?」
「俺に合わせるなら全女の子オッケーだけど」
ヤマトが訝しげに言うのに星花が答える。ヤマトは納得していないようだった。
「お前は自分を過小評価しすぎだ」
「ヤマトは俺を過大評価しすぎ」
いつものやり取りにダイチが苦笑する。
「まぁという訳で暫くその子と一緒に昼休みとか過ごすから」
そう言って次の日から星花はその彼女と過ごすようになった。
それから一週間後の昼休み、ヤマトとダイチが昼食を取っていると星花が現れた。
「あれ?彼女は?」
「別れた」
「え、もう?」
「もう」
ダイチが問うのに星花ははぁ~っとため息をついて座るとヤマトを睨んだ。
「何故私を睨む?」
「あの子、お前狙いでまず俺に近づいたんだよ」
星花が尚もヤマトを睨むのにヤマトはどこか安堵したようだった。それに気づいた星花が腹をたてる。
「お前のせいで俺は今傷心なわけ!わかる?」
「お前の価値に気づかぬような女、気にする必要などないだろう」
「あー、お前と居たら一生彼女出来ない気がするー。ヤマトのあほー!」
星花が文句を言うのに私は関係ないだろうとヤマトが言う。
「あ、そうだ!先にヤマトに彼女出来りゃいいんじゃね?!」
星花が閃いたのにヤマトは眉間にシワを寄せる。
「でもヤマトの彼女ってハードル高そうじゃね?」
ダイチが言うのに星花がヤマトに女の子の好みを追及し始めた。
「どんなタイプが好み?」
「知らん」
「こっちは今後の人生かかってんだから答えろ」
星花がヤマトを睨むのにヤマトは少し考え込む。
「………どちらかと言えば活発な方がいい」
星花とダイチが頷くと尋問は続けられる。
「活発っていうと運動してるような?」
ダイチの問いにそうではないとヤマトは返す。
「私にも意見するような、と言えばいいか」
「ふんふん、なるほどなるほど。んじゃ、見た目とか好みある?」
星花が聞くのにヤマトは黒髪が良いと答えた。
「黒髪ねぇ。それなら選択肢広そうだな」
星花が言うのにヤマトがただ、と付け加えた。
「青目がいい」
「青目ぇ?黒髪青目の女の子なんてこの学校に居たっけ??」
星花が驚きダイチを見るとダイチはどこかぎこちない。
「どした?ダイチ?」
「あー、いや、黒髪青目の女の子には心当たりないんだけど…ただ…」
「ただ?」
星花が訝しげにダイチに続きを促す。ダイチはややひきつった笑みを浮かべて言った。
「目の前に、黒髪青目のさっきの条件にぴったり当てはまる人物は居るなーって」
「目の前…?」
星花が辺りを見回すとダイチがお前だよ!と叫ぶ。
「……ヤマトくん、ヤマトくんの好みは俺を女にしたような感じでいいんですかね?」
「…そう言われればその様な感じだ」
ヤマトが少し考えたのち同意するのに星花はがっくりと肩を落とした。
「そんなの見つかる訳ねーじゃん!今すぐ好みを変えろ!いや、こうなったら意地でもお前に彼女つくらせてやる!!」
「必要ない」
「お前に必要なくてもこっちに必要なんだよ!!」
ヤマトの言葉に星花が怒鳴る。そしてその後ダイチと星花がヤマトに彼女を作ろうと奮闘したが、ヤマトが靡くことなど一切なく、二人は泣く泣く諦めたのだった。
そしてその後もヤマト目当てで星花やダイチに近づく女子はいて星花とダイチはこうなったらヤマトも巻き込んで三人で一生彼女作らない同盟をつくるぞ!とヤケクソになったとかならなかったとか。
昼休み、ヤマト、ダイチ、星花の三人で集まった際星花が発した言葉が発端だった。
星花のその言葉に残りの二人は固まる。
「か、彼女って?!いつの間に?!」
ダイチが狼狽えるのに星花が深呼吸を促す。
「んー?この前の放課後呼び出されて告白されて、可愛かったしとりあえず、って感じで付き合ってみることにした」
「その女はお前にふさわしい女なのか?」
「俺に合わせるなら全女の子オッケーだけど」
ヤマトが訝しげに言うのに星花が答える。ヤマトは納得していないようだった。
「お前は自分を過小評価しすぎだ」
「ヤマトは俺を過大評価しすぎ」
いつものやり取りにダイチが苦笑する。
「まぁという訳で暫くその子と一緒に昼休みとか過ごすから」
そう言って次の日から星花はその彼女と過ごすようになった。
それから一週間後の昼休み、ヤマトとダイチが昼食を取っていると星花が現れた。
「あれ?彼女は?」
「別れた」
「え、もう?」
「もう」
ダイチが問うのに星花ははぁ~っとため息をついて座るとヤマトを睨んだ。
「何故私を睨む?」
「あの子、お前狙いでまず俺に近づいたんだよ」
星花が尚もヤマトを睨むのにヤマトはどこか安堵したようだった。それに気づいた星花が腹をたてる。
「お前のせいで俺は今傷心なわけ!わかる?」
「お前の価値に気づかぬような女、気にする必要などないだろう」
「あー、お前と居たら一生彼女出来ない気がするー。ヤマトのあほー!」
星花が文句を言うのに私は関係ないだろうとヤマトが言う。
「あ、そうだ!先にヤマトに彼女出来りゃいいんじゃね?!」
星花が閃いたのにヤマトは眉間にシワを寄せる。
「でもヤマトの彼女ってハードル高そうじゃね?」
ダイチが言うのに星花がヤマトに女の子の好みを追及し始めた。
「どんなタイプが好み?」
「知らん」
「こっちは今後の人生かかってんだから答えろ」
星花がヤマトを睨むのにヤマトは少し考え込む。
「………どちらかと言えば活発な方がいい」
星花とダイチが頷くと尋問は続けられる。
「活発っていうと運動してるような?」
ダイチの問いにそうではないとヤマトは返す。
「私にも意見するような、と言えばいいか」
「ふんふん、なるほどなるほど。んじゃ、見た目とか好みある?」
星花が聞くのにヤマトは黒髪が良いと答えた。
「黒髪ねぇ。それなら選択肢広そうだな」
星花が言うのにヤマトがただ、と付け加えた。
「青目がいい」
「青目ぇ?黒髪青目の女の子なんてこの学校に居たっけ??」
星花が驚きダイチを見るとダイチはどこかぎこちない。
「どした?ダイチ?」
「あー、いや、黒髪青目の女の子には心当たりないんだけど…ただ…」
「ただ?」
星花が訝しげにダイチに続きを促す。ダイチはややひきつった笑みを浮かべて言った。
「目の前に、黒髪青目のさっきの条件にぴったり当てはまる人物は居るなーって」
「目の前…?」
星花が辺りを見回すとダイチがお前だよ!と叫ぶ。
「……ヤマトくん、ヤマトくんの好みは俺を女にしたような感じでいいんですかね?」
「…そう言われればその様な感じだ」
ヤマトが少し考えたのち同意するのに星花はがっくりと肩を落とした。
「そんなの見つかる訳ねーじゃん!今すぐ好みを変えろ!いや、こうなったら意地でもお前に彼女つくらせてやる!!」
「必要ない」
「お前に必要なくてもこっちに必要なんだよ!!」
ヤマトの言葉に星花が怒鳴る。そしてその後ダイチと星花がヤマトに彼女を作ろうと奮闘したが、ヤマトが靡くことなど一切なく、二人は泣く泣く諦めたのだった。
そしてその後もヤマト目当てで星花やダイチに近づく女子はいて星花とダイチはこうなったらヤマトも巻き込んで三人で一生彼女作らない同盟をつくるぞ!とヤケクソになったとかならなかったとか。
1/1ページ
