不本意ですが、今日からよろしくお願いします。
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「おーーい、ナツさーーん!」
「ん?お前たしか……えーーっと、」
「ユウリです!」
「そうだ、ユウリだ。んで?何か用かよ。」
「私も行かせてください。」
「……危険かもしれねぇぞ。」
「構わない。」
「……うし、わかった。付いてこいよ。」
「!!嬉しい〜〜〜っ!!!」
ナツに許可をもらえたユウリは、パッと顔を輝かせると、ナツに勢いよく抱きつ……こうとした。
しかし、両手を広げたまま固まるユウリに、ナツは、「?」と不思議そうな顔をする。
ユウリは思い出していたのだ。
『と、とにかく、誰にでも抱きつくのはやめろ。』
というグレイの言葉を。
そろっと両腕を下ろすと、ナツは未だ不思議そうな顔をするも、「行くぞ。」と言って先を歩いていった。
ユウリは「はい!」と返事をして小走りでナツに付いて行ったのだった。
(グレイにも抱きつくの、控えないとなぁ……)
ーーー
ーー
ー
「てか何でルーシィが居るんだ?」
ハッピーの一言に、ユウリは苦笑する。
たしかに、いつの間にか居たルーシィに、ユウリは疑問を持っていた。
「だってせっかくだから、何か妖精の尻尾 の役に立つことしたいなぁ〜〜なんて…」
(株を上げたいんだ!絶対そうだ!)
ルーシィの言葉に、ハッピーは確信を持つ。
ユウリはその言葉を素直に信じて、「ルーシィって、いい子だねぇ。」と笑った。
「それにしても、あんた本当に乗り物ダメなのね。なんか…いろいろ可哀想…」
「乗り物酔い辛そう……大丈夫ですか?」
「うぷ……へ、へーきだよこんくらい。」
「でも…」
「そ、そんなことよりお前、敬語使うのやめろよ。ナツでいいし。」
「……そう?ならナツって呼ぶね!」
ユウリがへにゃあっと笑った瞬間、ナツは気持ち悪いのが幾分かマシになったような気がした。
そして、ガタンっという音と共に、馬車が止まった。
「止まった!!」
「着いたの?」
しかし、それは目的地にしっかり着いたからなわけではなく、猛吹雪によりこれ以上馬車では進めないとのことだった。
「いくら山の方とはいえ、今は夏季でしょ!?こんな吹雪おかしいわ!!!……てか寒っっ!!!」
ルーシィのツッコミが炸裂する中でも、ナツは冷静に周りを見渡している。
「そんな薄着してっからだよ。」
「あんたも似たようなもんじゃないっ!!!」
その間に、馬車は勝手に帰ってしまい、ルーシィは帰りを心配してキレていた。
「うーん、さすがに私も寒いかも。」
「ユウリはまだ長袖だからマシだろうけど、それでもやっぱり寒いわよね……」
ルーシィはあまりの寒さに、ナツから毛布を奪い、星霊を召喚する。
時計座のホロロギウムだ。
「ほえーーー!?何これ!?」
「これは星霊よ。」
「精霊?」
「そう、星の霊と書いて星霊ね。」
「……(精霊じゃなくて星霊、なのか。ルーシィは召喚術士なんだなぁ……)」
そして、ルーシィはユウリに一言謝るも、ホロロギウムの中に入ってしまった。
「「あたしここにいる」と申しております。」
「何しに来たんだよ。」
「「何しに来たと言えば、マカオさんはこんな場所に何の仕事をしに来たのよ!?」と申しております。」
「知らねぇでついてきたのか?凶悪モンスター”バルカン”の討伐だ。」
「!!!」
凶悪モンスターと聞いた途端、心構えのなかったルーシィは、「あたし帰りたい」と嘆いた。それに対してナツは気にも止めず「はいどうぞと申しております」などと応えた。
「マカオー!!いるかー!!!」
「マカオさーーーん!!!」
ナツとユウリはマカオの名を呼ぶ。しかし、その呼び声で現れたのは、マカオではなかった。山の上の方から落ちるように降りてきたそのモンスター……バルカンは、ナツに攻撃をしかけるも、ナツはサッと躱す。
「これが、バルカン!?」
「そうだよ!!」
ユウリの声に、ハッピーが応える。
バルカンはナツに興味が無いのか、彼の横を勢いよく通りすぎると、ユウリのすぐ前に移動した。
しかし、バルカンはユウリの目を見た瞬間に、体ごと引いた。
「?」
ナツはそのことに疑問を持つも、特にツッコむことはないようだ。
そして、次にルーシィの存在に気づくと、「人間の女だ」と呟き、うほほーっとルーシィをホロロギウムごと連れ去ってしまった。
「えっっ。」
ユウリは驚きを露にするのに対し、ナツは動揺した様子はない。
「「てか助けなさいよぉぉぉ!!!!」と申しております。」
「ん?お前たしか……えーーっと、」
「ユウリです!」
「そうだ、ユウリだ。んで?何か用かよ。」
「私も行かせてください。」
「……危険かもしれねぇぞ。」
「構わない。」
「……うし、わかった。付いてこいよ。」
「!!嬉しい〜〜〜っ!!!」
ナツに許可をもらえたユウリは、パッと顔を輝かせると、ナツに勢いよく抱きつ……こうとした。
しかし、両手を広げたまま固まるユウリに、ナツは、「?」と不思議そうな顔をする。
ユウリは思い出していたのだ。
『と、とにかく、誰にでも抱きつくのはやめろ。』
というグレイの言葉を。
そろっと両腕を下ろすと、ナツは未だ不思議そうな顔をするも、「行くぞ。」と言って先を歩いていった。
ユウリは「はい!」と返事をして小走りでナツに付いて行ったのだった。
(グレイにも抱きつくの、控えないとなぁ……)
ーーー
ーー
ー
「てか何でルーシィが居るんだ?」
ハッピーの一言に、ユウリは苦笑する。
たしかに、いつの間にか居たルーシィに、ユウリは疑問を持っていた。
「だってせっかくだから、何か
(株を上げたいんだ!絶対そうだ!)
ルーシィの言葉に、ハッピーは確信を持つ。
ユウリはその言葉を素直に信じて、「ルーシィって、いい子だねぇ。」と笑った。
「それにしても、あんた本当に乗り物ダメなのね。なんか…いろいろ可哀想…」
「乗り物酔い辛そう……大丈夫ですか?」
「うぷ……へ、へーきだよこんくらい。」
「でも…」
「そ、そんなことよりお前、敬語使うのやめろよ。ナツでいいし。」
「……そう?ならナツって呼ぶね!」
ユウリがへにゃあっと笑った瞬間、ナツは気持ち悪いのが幾分かマシになったような気がした。
そして、ガタンっという音と共に、馬車が止まった。
「止まった!!」
「着いたの?」
しかし、それは目的地にしっかり着いたからなわけではなく、猛吹雪によりこれ以上馬車では進めないとのことだった。
「いくら山の方とはいえ、今は夏季でしょ!?こんな吹雪おかしいわ!!!……てか寒っっ!!!」
ルーシィのツッコミが炸裂する中でも、ナツは冷静に周りを見渡している。
「そんな薄着してっからだよ。」
「あんたも似たようなもんじゃないっ!!!」
その間に、馬車は勝手に帰ってしまい、ルーシィは帰りを心配してキレていた。
「うーん、さすがに私も寒いかも。」
「ユウリはまだ長袖だからマシだろうけど、それでもやっぱり寒いわよね……」
ルーシィはあまりの寒さに、ナツから毛布を奪い、星霊を召喚する。
時計座のホロロギウムだ。
「ほえーーー!?何これ!?」
「これは星霊よ。」
「精霊?」
「そう、星の霊と書いて星霊ね。」
「……(精霊じゃなくて星霊、なのか。ルーシィは召喚術士なんだなぁ……)」
そして、ルーシィはユウリに一言謝るも、ホロロギウムの中に入ってしまった。
「「あたしここにいる」と申しております。」
「何しに来たんだよ。」
「「何しに来たと言えば、マカオさんはこんな場所に何の仕事をしに来たのよ!?」と申しております。」
「知らねぇでついてきたのか?凶悪モンスター”バルカン”の討伐だ。」
「!!!」
凶悪モンスターと聞いた途端、心構えのなかったルーシィは、「あたし帰りたい」と嘆いた。それに対してナツは気にも止めず「はいどうぞと申しております」などと応えた。
「マカオー!!いるかー!!!」
「マカオさーーーん!!!」
ナツとユウリはマカオの名を呼ぶ。しかし、その呼び声で現れたのは、マカオではなかった。山の上の方から落ちるように降りてきたそのモンスター……バルカンは、ナツに攻撃をしかけるも、ナツはサッと躱す。
「これが、バルカン!?」
「そうだよ!!」
ユウリの声に、ハッピーが応える。
バルカンはナツに興味が無いのか、彼の横を勢いよく通りすぎると、ユウリのすぐ前に移動した。
しかし、バルカンはユウリの目を見た瞬間に、体ごと引いた。
「?」
ナツはそのことに疑問を持つも、特にツッコむことはないようだ。
そして、次にルーシィの存在に気づくと、「人間の女だ」と呟き、うほほーっとルーシィをホロロギウムごと連れ去ってしまった。
「えっっ。」
ユウリは驚きを露にするのに対し、ナツは動揺した様子はない。
「「てか助けなさいよぉぉぉ!!!!」と申しております。」