愛が欲しい〈ジェイド〉
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『はぁっ、はぁっ』
○○はフロイドからメッセージを受け取った後、急いで保健室へと走って行く。
―小エビちゃん。ジェイドと喧嘩して二人で保健室で横になっているから、ラウンジに遊びに来るのはまた今度にして―
と、メッセージが来たのだ。保健室で横になっているなんて、相当の怪我をしたのだろう。心配で胸が張り裂けそうだ。
『・・・っ』
息を切らせて保健室のドアを勢い良くガラッと開ける。そこにはメッセージにあったようにジェイドとフロイドがベッドに横になっていて、頭や腕に包帯や頬に大きな絆創膏が貼ってあり、○○が思っていた以上に重傷のようだった。二人の様子に血の気が引いて行く。
『ジェイド先輩・・・。フロイド先輩・・・?』
「え?○○さん!?」
「あ、小エビちゃん。来てくれたの?」
名前を呼ばれて起き上るジェイドとフロイド。意識がはっきりしていた事に安堵し、そして彼の元へと駆けて行った。
『ジェイド先輩!』
ジェイドのベッドに駆け寄り、起き上ったジェイドをギュッと抱き締めると温もりを感じられた。
(あぁ・・・。私、やっぱりジェイド先輩が好き。嫌われててもいい。あなたの元気な姿が見れるだけで、それだけで・・・)