愛が欲しい〈ジェイド〉
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(ジェイド先輩・・・。今日もかっこいいな・・・)
モストロ・ラウンジでのバイト中、○○はチラリとジェイドを見つめる。すると同じくホールに立っていたジェイドが○○の視線に気付き、こちらを見て微笑みを向けた。
(・・・っ、好き・・・!)
こちらを見て微笑まれるだけで、○○の心臓はドキドキした。
最初は一緒の空間に居られるだけで良かった。その次はたまに「お疲れ様です」と言葉を交わせるだけで良かった。
人間は欲深い。もっと。もっと・・・。と欲してしまう。
今は、ジェイドに女性として意識して貰いたい。しかし、ここは男子校。制服もバイト中に貸して貰っている寮服も下はズボン。せめて、スカートでも履いたら少しは違うのだろうか。
(・・・よしっ)
○○はバイトが終わったらアズールに相談しようと決めた。
数日後。今日も店は大勢の客で賑わっている。
「すみませーん。こっち注文お願いしまーす」
『はーい!』
お客さんに呼ばれ、ヒラリと裾を揺らしてお客さんに元へ。
『お待たせしました。ご注文をお伺いします』
「可愛いね。今日はメイド服なんだ?」
『はい!』
そう。数日前アズールの元へ相談しに行ったのだ。ただ「メイド服を着たい」と言っても許可は出ないだろうと思い、『メイド服を着たら客が増えると思うんです!』と強く主張したのだ。そうしたら許可を出してくれた。
メイド服のスカートの丈は膝より10㎝程上。オーバーニーソックスは履かず、素足のまま。ここまで女の子らしい格好になれば、少しは異性として見てくれるのではないか。
そんな淡い期待を抱きながらホールで働いているのだが・・・。まだジェイドの姿は見ていない。
(今日はジェイド先輩もホール担当の筈なんだけど・・・。何かあったのかな・・・)
「メイドさーん。こっちも注文ー!」
『はーい!』
メイド服を着たら客が増えると言った言葉は本当になったようで、今日はいつも以上に忙しい日となりそうだ。
「すみません、アズール。日直で遅くなりました」
眉尻を下げてアズールが居るVIPルームへ来たジェイド。日直の仕事が長引いて遅れてしまった事と、今からシフトに入る事を伝える。
ジェイドはてっきり不機嫌な顔をされるかと思ったのだが、アズールは上機嫌だった。
「お疲れ様です。なら、早く着替えてホールに行ってあげて下さい。今日は○○さんのおかげで売り上げが大幅アップです!」
「○○さんが・・・?どういう事ですか?」
「おや。○○さんから聞いてませんか?○○さんは・・・」
モストロ・ラウンジでのバイト中、○○はチラリとジェイドを見つめる。すると同じくホールに立っていたジェイドが○○の視線に気付き、こちらを見て微笑みを向けた。
(・・・っ、好き・・・!)
こちらを見て微笑まれるだけで、○○の心臓はドキドキした。
最初は一緒の空間に居られるだけで良かった。その次はたまに「お疲れ様です」と言葉を交わせるだけで良かった。
人間は欲深い。もっと。もっと・・・。と欲してしまう。
今は、ジェイドに女性として意識して貰いたい。しかし、ここは男子校。制服もバイト中に貸して貰っている寮服も下はズボン。せめて、スカートでも履いたら少しは違うのだろうか。
(・・・よしっ)
○○はバイトが終わったらアズールに相談しようと決めた。
数日後。今日も店は大勢の客で賑わっている。
「すみませーん。こっち注文お願いしまーす」
『はーい!』
お客さんに呼ばれ、ヒラリと裾を揺らしてお客さんに元へ。
『お待たせしました。ご注文をお伺いします』
「可愛いね。今日はメイド服なんだ?」
『はい!』
そう。数日前アズールの元へ相談しに行ったのだ。ただ「メイド服を着たい」と言っても許可は出ないだろうと思い、『メイド服を着たら客が増えると思うんです!』と強く主張したのだ。そうしたら許可を出してくれた。
メイド服のスカートの丈は膝より10㎝程上。オーバーニーソックスは履かず、素足のまま。ここまで女の子らしい格好になれば、少しは異性として見てくれるのではないか。
そんな淡い期待を抱きながらホールで働いているのだが・・・。まだジェイドの姿は見ていない。
(今日はジェイド先輩もホール担当の筈なんだけど・・・。何かあったのかな・・・)
「メイドさーん。こっちも注文ー!」
『はーい!』
メイド服を着たら客が増えると言った言葉は本当になったようで、今日はいつも以上に忙しい日となりそうだ。
「すみません、アズール。日直で遅くなりました」
眉尻を下げてアズールが居るVIPルームへ来たジェイド。日直の仕事が長引いて遅れてしまった事と、今からシフトに入る事を伝える。
ジェイドはてっきり不機嫌な顔をされるかと思ったのだが、アズールは上機嫌だった。
「お疲れ様です。なら、早く着替えてホールに行ってあげて下さい。今日は○○さんのおかげで売り上げが大幅アップです!」
「○○さんが・・・?どういう事ですか?」
「おや。○○さんから聞いてませんか?○○さんは・・・」
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