あまり差がないハイト(身長)〈リドル〉
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『おはようございます、リドル先輩』
メインストリートでリドルを見かけた○○はパタパタとリドルの元へと駆け寄る。トレイもケイトも居ない。これはチャンスと思い二人きりで会話がしたいと、リドルに駆け寄る前に一緒に登校していたグリムに一言言って来たのだ。
「あぁ、キミか。おはよう」
○○にフワリと笑いかけるリドル。たったそれだけなのに、心臓がドキドキしてしまう。
『あの、一緒に登校してもいいですか?』
「別に構わないよ。一緒に行こう」
やった!と心の中でガッツポーズし、リドルの隣を歩く。チラリとリドルを見ると、端正な横顔が直ぐそこに。あまり自分と身長差が無いからだろう。
マジマジと見つめていた為、○○の視線に気付いたリドルが、○○を見つめ返した。
「ん?ボクの顔に何か?」
『あ、いえ・・・。そういう訳じゃないんですけど、あまり身長が変わらないから、リドル先輩の顔が近くで見れていいなって。リドル先輩の端正な顔がこんなに近くで見れて、私嬉し・・・』
そこまで言って恥ずかしくなった。これではリドルに気があるような言い方になってないか?
「・・・どうしたんだい?急に黙って・・・。幾らか顔も赤いし、体調が悪いんじゃ・・・」
急に顔を近付けて来るリドルに対し、○○は一歩後退する。顔が赤くなっているのは自覚しているのだ。しかし、逃がさないというようにリドルの手が伸びて、○○の頬に触れた。
『~っ!?あ、あの・・・っ、すみません!失礼します!』
ここは一旦引いた方がいいようだ。○○はペコリと頭を下げてから校舎の中へと駆けて行った。
「・・・逃げたか。フフ、まぁいい。本当は身長の事を言われたから、首をはねてやろうかと思っていたけど・・・」
しかし、途中までだったが自分の顔が近くで見れて嬉しいと言われ、端正な顔だとも言われた。だから、魔法を詠唱しようと開きかけた口が止まり、その後の顔を赤くした○○を魔法の代わりに揶揄ってやろうとした訳だが・・・。
「成程。ある程度○○と身長が変わらないのは良い事かもしれない」
意識して近付かなくても、○○の顔がみるみる赤くなっていくのを、間近で見れたのだから。
「今回は、キミの可愛らしい顔を見れたから、見逃してあげよう」
そして最後に「○○・・・」と零れた声音は、優しいものだった。
END
メインストリートでリドルを見かけた○○はパタパタとリドルの元へと駆け寄る。トレイもケイトも居ない。これはチャンスと思い二人きりで会話がしたいと、リドルに駆け寄る前に一緒に登校していたグリムに一言言って来たのだ。
「あぁ、キミか。おはよう」
○○にフワリと笑いかけるリドル。たったそれだけなのに、心臓がドキドキしてしまう。
『あの、一緒に登校してもいいですか?』
「別に構わないよ。一緒に行こう」
やった!と心の中でガッツポーズし、リドルの隣を歩く。チラリとリドルを見ると、端正な横顔が直ぐそこに。あまり自分と身長差が無いからだろう。
マジマジと見つめていた為、○○の視線に気付いたリドルが、○○を見つめ返した。
「ん?ボクの顔に何か?」
『あ、いえ・・・。そういう訳じゃないんですけど、あまり身長が変わらないから、リドル先輩の顔が近くで見れていいなって。リドル先輩の端正な顔がこんなに近くで見れて、私嬉し・・・』
そこまで言って恥ずかしくなった。これではリドルに気があるような言い方になってないか?
「・・・どうしたんだい?急に黙って・・・。幾らか顔も赤いし、体調が悪いんじゃ・・・」
急に顔を近付けて来るリドルに対し、○○は一歩後退する。顔が赤くなっているのは自覚しているのだ。しかし、逃がさないというようにリドルの手が伸びて、○○の頬に触れた。
『~っ!?あ、あの・・・っ、すみません!失礼します!』
ここは一旦引いた方がいいようだ。○○はペコリと頭を下げてから校舎の中へと駆けて行った。
「・・・逃げたか。フフ、まぁいい。本当は身長の事を言われたから、首をはねてやろうかと思っていたけど・・・」
しかし、途中までだったが自分の顔が近くで見れて嬉しいと言われ、端正な顔だとも言われた。だから、魔法を詠唱しようと開きかけた口が止まり、その後の顔を赤くした○○を魔法の代わりに揶揄ってやろうとした訳だが・・・。
「成程。ある程度○○と身長が変わらないのは良い事かもしれない」
意識して近付かなくても、○○の顔がみるみる赤くなっていくのを、間近で見れたのだから。
「今回は、キミの可愛らしい顔を見れたから、見逃してあげよう」
そして最後に「○○・・・」と零れた声音は、優しいものだった。
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