ギリシャ神話創作
作品一覧
神々の(元)王クロノス
ゼウスの父親を知っていますか? 彼の名はクロノス。農耕の神です。 ゼウスの前に神々を治めていたとされています。 彼の時代は黄金時代と呼ばれ、人々は幸せに暮らしていたそうです。 しかし、その平和は長くは続きませんでした。 クロノスは、玉座が息子に奪われるかもという恐怖から、生まれた子供を次々と飲み込んでしまいます。 そして、唯一助かったゼウスにより、倒されてしまうのです。 余談ですが、クロノスという名前は、時の神にも使われています。 実は、厳密にいうと、両者は全く別物です。 綴りが微妙に違うのですが、混同してしまうのも無理ないですよね。
あそぼう!
アポロンとヘルメスには、このくらいの遊びをしてほしいんです
クレイオス
うちでは星の神としているクレイオス。クロノスの兄で、6人兄弟の4番目。 父ウラノスのことを尊敬しており、クロノスを憎んでいる。イーアペトスと仲が悪い。 小柄な体型を活かして色んな人に甘えたりするが、喧嘩にはめっぽう強く、怒ると口調が荒くなる。
黄金時代の独裁者、クロノス
独裁者として悪名高いクロノスですが、彼は黄金時代を築いた農耕神。人間たちからの評価は高かったのではないでしょうか。と言う妄想です。
ヒュペリオン
クロノスの兄、上から数えて3番目です。 青春と弟・妹たちのことが大好きなハイテンションお兄さん。 案外打たれ弱いところもあり、たまにすごい落ち込んでネガティブモードに突入する。
オーケアノス
クロノスの兄、長男。 美しいものが大好きで、自分を美しくすることに余念がない。女口調で喋るが、これは「女口調が美しいから」である。 争いを好まない。常に平穏を第一に考える。
ウラノス
クロノスの父。初代最高神。 偉大な母ガイアと手違いで結婚し、最高神となった。本当は泣き虫な性格だが、最高神として相応しくあるため、ガイアの前以外では常に見栄を張っている。 自分たちから生まれた子が醜いことは許せない。顔面偏差値の低いクロノスは目の敵にされている。
イーアペトス
クロノスの兄。上から5番目。 腕っ節が強く、喧嘩っ早い。 ひ弱なのに人一倍勇気があるクロノスのことを尊敬しており、「クロノスの唯一の理解者」を自称している。 クレイオスとは犬猿の仲。
コイオス
クロノスの兄、上から2番目。 うちでは父親と同じ天空神。アポロンやアルテミスの祖父でもある。 父に似ていたばっかりに、父から同じ格好をするよう強要されたり、厳しく躾けられたりしている。 そのため父親のことが嫌い。自分と父親が似ているという事実を考えるたびに鬱になっている。
クレイオス全身図
クレイオスは髪を下ろすと女の子みたいだって言われるから、いつも頭の上で縛ってます。 目の下の星は自分で描いたものです。