仲間
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「貴女だって、現実が辛くてここに来たはずでしょ?今さら何を言うんです
ここなら、貴女を傷付けてきたものはないんですよ」
そう、確かに願った
「ピーターパンシンドローム、だっけ?」
「ええ、僕の作った楽曲ですよ」
「私、あの曲は好きよ
歌詞に込められた思いも、
君は君なりに傷付いて、ここでの幸せを見つけたのよね…
それは否定しないわ」
けれど、
「私の心を癒すには、ここは偽りが多すぎる
もう、裏切られるのは嫌なの」
彼の横を通り、私は旧校舎へ向かった
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「…あんなに真っ直ぐ、曲を好きだと言われたのははじめてだな…」
すれ違った瞬間、犬飼先輩から
花の様な香りがした
言葉と香りが僕の周りから離れなかった
「…」
もっと、彼女の事が知りたいと思ってしまった