仲間
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「響くん、…私と君は初対面、だったと思うんだけど、どうして私の事知ってるの?」
下手に動いて刺激しないよう、
いつものようにそれとなく話を反らして
彼から離れなければ…
「あぁ、新しいローグがどんな人か調べたんですよ」
ロー、グ?
「…なんのこと?」
「惚けないでくださいよ
まだ、力はないようですけど、
気づいてますよね?」
あぁ、誤魔化すことは難しそうだ…
響 鍵介は知っている
私がここが現実ではないことに
気がついていることに
「……そうね、君の言うとおりだわ」
彼の目を見て私は言った
「理想を叶えてくれるこの世界に
何の不満があるんですか」
不満…
そうね、これは不満なのかも
「理想を叶えてくれるって
一見、凄く素敵で甘美な言葉よね…
けどね?この理想は作られたもの
それぞれが都合の良いように作られた偽物なのよ」