仲間
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街を歩いてみると、
昨日の帰りには気が付かなかった変化に気がついた
「な、…」
すれ違う人々の顔は皆、壊れたデータの様に歪んでいた
私は俯きぎみに歩いた
出来るだけ視界に入れないように
後少しで、
あの角を曲がれば学校の前の通りに出る
そう思い、気を緩めた瞬間
「あっれ~、先輩!
どーしてこんな時間に学校に行くんですか?」
固まった身体でゆっくりと、前を向いた
「ひ、響 鍵介…」
にっこりと笑う彼が前に立っていた
「そーいえば、先輩体調悪くてお休みしてましたよね?
大丈夫ですか??」
「!…どう、してそれを…?」
そもそも、この男とは初対面な筈で、
姿を見られていたとしても、名前までは……
「今日の休み時間、先輩を訪ねたらお友達が教えてくれましたよ
犬飼 さつき先輩」