僕の幼馴染の家族とは家族ぐるみの付き合いだ
僕 「やっぱり駄目だったよ・・・」
幼馴染「まあ、そうなるだろうね・・・」
僕 「まあまあ、いいじゃないのの一言で片づけられたよ・・・」
幼馴染「駄目だと思うけど、僕も行ってみるよ」
僕 「うん、本当に駄目だと思うけど頑張って」
数分後・・・
僕 「う~ん?意外と遅いな?どうしたんだろ?」
幼馴染「うわあああああああん!」ヒシッ
僕 「!?え!何?何!何!?ナニゴト!?」
幼馴染「うえぇ・・・グスッ・・・」
僕 (信頼して送り出した幼馴染が何故だかマジ泣きしながら帰ってきた件)
僕 「ど、どうしたんだい?ただ説得にいっただけじゃ・・・」
幼馴染「グスッ・・・お父さん達がひどいんだよ!ズビ・・・もうお酒飲んでるし!また怖い話してくるんだよ!」
僕 「(また幼児退行してるし・・・)あのそろそろ、離れてくれると・・・」
幼馴染「ヤ・・・」ギュッ
僕 「・・・(汗)」
幼馴染「もうちょっとだけだから・・・」
僕 「う、うん・・・(うっ、いろいろくっつき過ぎ、ってか柔らか・・・って駄目だ!駄目だ!気をしっかり持て!)
また数分
僕 「…そろそろ落ち着いたかい?」(無我の境地)
幼馴染「あ、ああ、ごめん、取り乱した・・・」
僕 「まあ、落ち着けたなら良かったよ」
幼馴染「情けない姿ばかり見せているな・・・君には・・・」
僕 「まあ、君に頼られて悪い気はしないさ」
幼馴染「そ、そうかい?えと、どういう反応をしたらいいか・・・」テレ
僕 「笑顔の一つでも見せてくれれば十分、報われるさ」
幼馴染「そ、そうかい?えと、あ、ありがとね・・・」
僕 「うん、どういたしまして」