転がって魔術学園 3章
閻魔亭
「ここか・・・閻魔の居るところは」
「あー・・・なんていうかすっごいラスボス感」
黒に金で装飾された和風の城に角やら暗雲やら
禍々しいのばかりでどう見てもラスボスの城である。
「さあ行くぞ!!」
「はいはい・・・」
ワクワクしてる泰河を尻目にうなだれる斎賀。
いざ中に入ってみるとどうやら大忙しの様で、書類を持った鬼が
あっち行ったりこっち行ったりはたまた転んで書類をぶちまけ泣いている鬼を
一回り大きい鬼が邪魔だと蹴っ飛ばす。
簡単に言うなら地獄絵図である。
「あい、順番に並んでー・・・並ばんかった奴から下どころか一物すら挟み切るから」
奥でだるそうに机の上で胡坐をかいている小さな鬼が居た。
「あれが閻魔か?」
「いや俺に聞かれても・・・」
「閻魔にしては少しヒョロすぎないか?」
「さあ・・・俺に言われても・・・」
「それにチビではないか」
その瞬間閻魔と思しき人物がこっちにジャンプしてきた。
胡坐をかきながらノーアクションで。
「誰がチビじゃごらぁぁぁ!!」
閻魔が着地すると床板が爆ぜ、木の粉が舞い上がった。
その中からものすごい勢いで飛んでくると巨体の泰河を蹴り飛ばし吹っ飛ばした。
「ぐおはぁ!?」
あの泰河が反応できず壁まで吹っ飛ばされた。
その光景を見て真っ青な斎賀は閻魔の方を見ると・・・。
「てめぇら!!ぶっ殺す!!」
・・・随分ご立腹の用だ・・・。
「って!!てめえらって俺もかよ!?」
「てめえらまとめて地獄の底の底にダルマにして埋めてやらぁ!!」
「なんで俺まで!!」
明らかに巻き込まれただけの斎賀だが戦う事を余儀なくされた。
「ここか・・・閻魔の居るところは」
「あー・・・なんていうかすっごいラスボス感」
黒に金で装飾された和風の城に角やら暗雲やら
禍々しいのばかりでどう見てもラスボスの城である。
「さあ行くぞ!!」
「はいはい・・・」
ワクワクしてる泰河を尻目にうなだれる斎賀。
いざ中に入ってみるとどうやら大忙しの様で、書類を持った鬼が
あっち行ったりこっち行ったりはたまた転んで書類をぶちまけ泣いている鬼を
一回り大きい鬼が邪魔だと蹴っ飛ばす。
簡単に言うなら地獄絵図である。
「あい、順番に並んでー・・・並ばんかった奴から下どころか一物すら挟み切るから」
奥でだるそうに机の上で胡坐をかいている小さな鬼が居た。
「あれが閻魔か?」
「いや俺に聞かれても・・・」
「閻魔にしては少しヒョロすぎないか?」
「さあ・・・俺に言われても・・・」
「それにチビではないか」
その瞬間閻魔と思しき人物がこっちにジャンプしてきた。
胡坐をかきながらノーアクションで。
「誰がチビじゃごらぁぁぁ!!」
閻魔が着地すると床板が爆ぜ、木の粉が舞い上がった。
その中からものすごい勢いで飛んでくると巨体の泰河を蹴り飛ばし吹っ飛ばした。
「ぐおはぁ!?」
あの泰河が反応できず壁まで吹っ飛ばされた。
その光景を見て真っ青な斎賀は閻魔の方を見ると・・・。
「てめぇら!!ぶっ殺す!!」
・・・随分ご立腹の用だ・・・。
「って!!てめえらって俺もかよ!?」
「てめえらまとめて地獄の底の底にダルマにして埋めてやらぁ!!」
「なんで俺まで!!」
明らかに巻き込まれただけの斎賀だが戦う事を余儀なくされた。