「泰河兄様！？」

「（タイガ？知らんな）・・・知り合いか？」

「まあ、えっと長男です？」

「全く穏やかじゃないね？後なんで疑問形なの？」


と言いつつ（その台詞の割にはちょっと怖い笑顔を浮かべているが）、おどけて見せた。


「あ～っと、後で華名話がある・・・」

「それは少し遠慮しｔ「話がある」・・・はい・・・」


と、まあ仲良く兄妹喧嘩しているところ申し訳ないが、話を戻そう。


「あ～えっと、で何だっけ？用件」

「依頼を代わりにやってやろうってさ？」

「あ～そうだな代表して答えを言うと『結構ですお帰り下さい』ってとこか？いいか？ゼファー？」

「ボクはそれでいいかな？どう？リア？」

「ええ、私もそれでいいわ」

「じゃあ、華名はそれｄ「はい！旦那様！」え？あ、はい・・・
　コホン・・・まあ、そういうことだからさ帰ってくれないかな？」

「まあ、そう言うなよ？ここまで来てタダで帰るってのもなあ？」

「そこは、まあ、ご愁傷様ってとこかな？」

「少しくらいチャンスをくれても良いんじゃないか？」

「この世界流で言えば、お互いのリーダーが一騎打ちで戦ってとか？」

「泰河兄様それは・・・」

「華名は黙っといてくれ」

「・・・はい」

「はあ・・・んで、それ完全にそっちに分があると思うんだけど？」

「つってもな・・・それ以外に思いつかないんだが？」

「はあ？ゼファー、向こうはああ言ってるが？」

「まあいいんじゃない？」

「だってよ？」

「よしよし、少しは歯ごたえがあると良いな！」

「じゃあ、頑張ってね斎賀くん」

「え？」

「え？」

「・・・リーダーってゼファーじゃないのか？」

「えっと、凄い生き生きしてたからてっきり斎賀君がリーダーかなって・・・」

「マジで？」

「頑張ってください！旦那様」

「むこうすごく強そうだから死んだりしないようにね？」

「何やってんだ！？さっさとやろうぜ？」

「マジで？」