joy!

「お前はお淑やかじゃあないしお姉さんとは全く違う。でもいつもどおりちゃらけて、ちゃらんぽらんな方がお前らしいぞ」

シーザーに言われて何故だかホッとした。……っていうか、

「ちゃらんぽらんって何よ!!」
「その通りだろ?」
「ちゃらんぽらんじゃあないわよ!全くレディに向かって……」
「ま、ちょっとぐらいは真面目になってもいいかもな」
「言ってること真逆じゃない……」

このスケコマシ!失礼しちゃう!なんて言ってもシーザーが言うとなんだか許しちゃう。シーザー贔屓ってやつかしら。

「ん?どうした?」
「なっ何でもない!まぁ?シーザーちゃんが言うならそのまんまでいてあげる!」
「あ、いつものJOJOに戻ったな」
「そ、そう?」

家に帰るとねぇさんも変化に気づいたみたい。

「やっぱりシーザー君かな?」
「ななな何言って!?」
「あはは図星ね」

やっぱりねぇさんにはかなわない!でも、もう分かったんだ。ねぇさんに近づこうとか考えるより自分らしくしようって思ったの。まずは料理から!かな。

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