joy!
「私らしさ……ねぇ」
確かに私にねぇさんみたいなことができるとは思えない。包丁で指切るし、部屋散らかすし。
「どうしたお前らしくない」
「はぁ……って!うわ!」
「ビックリするなよ」
いつの間にか後ろに立ってるシーザーちゃんもしかして忍者!?……じゃなくて!
「いつからいたのよ!」
「私らしさ……ねぇ、から」
「初めからッ!?」
全く……恥ずかしいじゃあない!いっつも元気な私がこうも悩むなんて滅多にないんだから!しかも今、話しかけてきたのが元凶なんて。シーザーのせいで悩んでるのにさ。
「なんでもないし」
「嘘つき」
「うっ嘘じゃあないし!」
「ふぅん……」
なっ何よその目は……。確かに図星だけどシーザーには教えてあげないんだから。そんなこと思っていると私の顔を覗き込んでくる。
「寂しそうな顔してる」
「そんなことないし」
「どうだか」
「別にジョナねぇと比べて劣等感とか感じてないし!?……はっ」
「声に出てんぞ」
ふ、不覚!まさか声に出るなんて!あーもー私のバカ!いつもはこんな事無いのにシーザーといるとなんか調子狂っちゃう。釣り合わないかもとか考えて……って、釣り合わないってなんで考えたんだろ。こんな凹んでるの私らしくないのよ。いつもやんちゃみたいなレッテルが貼られてる私が落ち込んでるなんて、変な感じじゃない。シーザーも呆れて離れていっちゃいそう。
「ほら、シーザーちゃんもジョナねぇみたいなレディがいいよね?」
「いきなりどうしたんだ?」
「だって、私お淑やかじゃあないし、トラブルメーカーっていうの?あと料理も下手っぴだし……」
くよくよしているとシーザーが私をまじまじと見つめる。
「確かにお前はお淑やかじゃあないし、立派な淑女じゃあない」
「やっぱり……」
バッサリと言われると流石に傷つくわぁ……でも、そのあとにシーザーは続けた。
「でも、元気じゃあないお前はお前らしくなくて俺は嫌だな」
「へ……?」
確かに私にねぇさんみたいなことができるとは思えない。包丁で指切るし、部屋散らかすし。
「どうしたお前らしくない」
「はぁ……って!うわ!」
「ビックリするなよ」
いつの間にか後ろに立ってるシーザーちゃんもしかして忍者!?……じゃなくて!
「いつからいたのよ!」
「私らしさ……ねぇ、から」
「初めからッ!?」
全く……恥ずかしいじゃあない!いっつも元気な私がこうも悩むなんて滅多にないんだから!しかも今、話しかけてきたのが元凶なんて。シーザーのせいで悩んでるのにさ。
「なんでもないし」
「嘘つき」
「うっ嘘じゃあないし!」
「ふぅん……」
なっ何よその目は……。確かに図星だけどシーザーには教えてあげないんだから。そんなこと思っていると私の顔を覗き込んでくる。
「寂しそうな顔してる」
「そんなことないし」
「どうだか」
「別にジョナねぇと比べて劣等感とか感じてないし!?……はっ」
「声に出てんぞ」
ふ、不覚!まさか声に出るなんて!あーもー私のバカ!いつもはこんな事無いのにシーザーといるとなんか調子狂っちゃう。釣り合わないかもとか考えて……って、釣り合わないってなんで考えたんだろ。こんな凹んでるの私らしくないのよ。いつもやんちゃみたいなレッテルが貼られてる私が落ち込んでるなんて、変な感じじゃない。シーザーも呆れて離れていっちゃいそう。
「ほら、シーザーちゃんもジョナねぇみたいなレディがいいよね?」
「いきなりどうしたんだ?」
「だって、私お淑やかじゃあないし、トラブルメーカーっていうの?あと料理も下手っぴだし……」
くよくよしているとシーザーが私をまじまじと見つめる。
「確かにお前はお淑やかじゃあないし、立派な淑女じゃあない」
「やっぱり……」
バッサリと言われると流石に傷つくわぁ……でも、そのあとにシーザーは続けた。
「でも、元気じゃあないお前はお前らしくなくて俺は嫌だな」
「へ……?」