joy!
一方こちらはジョルノ。生徒会室に戻り、教室へ。
「今日も何もしませんでしたね…」
教室にはいると、一人の少年が机に向かっていた。ジョルノは彼に近づいて
「相変わらず熱心ですね。フーゴ」
「Ciao.ジョルノ。今日も早いんだね」
「まぁ…生徒会を任されましたし」
「あはは、そういえばそうだったね。」
声をかけられて顔を上げた彼の名はフーゴ。ジョルノと同じ15歳だが桁外れの頭脳の持ち主である。おまけに顔立ちもスラッとしているし性格も比較的穏やかと言える。怒らなければの話だが。
他愛もない話に花を咲かせているとガラッとドアが開いた。
「よぉ、ジョルノ!…なんだよフーゴ、またそんなことしてんのか?」
そういって入ってきたのはミスタ。フーゴとは違いどちらかと言うと動く方が合っていて、考えるより先に手が出るタイプである。まぁそれが彼らしいとジョルノはよく言うのだが。
「おはようございます。ミスタ」
「君にしては早い登校だったね」
「失礼じゃないか?俺だっていつも遅刻したくてしてる訳じゃねぇし!」
いつもより早く目が覚めたらしく、フーゴとジョルノが『珍しい。』という。
「Ciao!ジョルノ!相変わらず可愛いわね!」
「トリッシュ!茶化すのはやめてくださいよ!」
この学校の数少ない女子でディアボロの妹、トリッシュが教室に入ってきた。彼女はジョルノをたいそう可愛がっている。なんと眼福なことか。
「そんなことない!ジョルノは可愛いわ!ねぇ?」
トリッシュがそう言って少し空気になりかけていた男子二人に話をふると二人はうんうんと頷いた。
「全く二人して…トリッシュの方が可愛いでしょう?僕はそこまd「フーゴー!宿題見せてくれ!!!」…ナランチャ…忘れたんですか?」
ここでトラブルメーカーが登場。やんちゃを通り越して煩いナランチャ。この中で一番年上なのに一番学力が低い。お世辞にも良いとは言えない点数をよくとる遅刻常習犯だ。そんな彼がジョルノの台詞を遮り走ってやってきた。どうやら、今回の宿題を出さないと落第が確定らしい。
「あっジョルノおはよー!」
「おはようございます…ナランチャ、あなたいつになったら課題を真面目にやるんですか…?」
「いやジョルノ、あいつはいたって真面目だ…やることはやってあるんだ…」
「は?じゃあなんで…」
「こいつ…16×53=28って書いてやがる…」
ジョルノとトリッシュはやっぱりナランチャだ…と思った。ミスタはそれを見て大爆笑している。
「何が可笑しいんだよ!?」
「だって…掛けてるのに!数が減って…!」
そんな二人のやり取りを聞き、ジョルノはそろそろかな…とフーゴに目をやる。フーゴはというとわなわなと肩を震わせている。
「トリッシュ、廊下に出ましょうか。あとフーゴ、教室ぐちゃぐちゃにしないでくださいね?」
「あぁ…分かってる」
トリッシュとジョルノが廊下に出た瞬間教室の中から
「このクサレ脳ミソがぁーーー!!!!」
と言う怒声とグサッと何かが刺さる音が聞こえたのは言うまでもない。
そんな日常茶飯事になれたジョルノはまぁ、これも楽しいよなぁ…とクスリと笑った。
「今日も何もしませんでしたね…」
教室にはいると、一人の少年が机に向かっていた。ジョルノは彼に近づいて
「相変わらず熱心ですね。フーゴ」
「Ciao.ジョルノ。今日も早いんだね」
「まぁ…生徒会を任されましたし」
「あはは、そういえばそうだったね。」
声をかけられて顔を上げた彼の名はフーゴ。ジョルノと同じ15歳だが桁外れの頭脳の持ち主である。おまけに顔立ちもスラッとしているし性格も比較的穏やかと言える。怒らなければの話だが。
他愛もない話に花を咲かせているとガラッとドアが開いた。
「よぉ、ジョルノ!…なんだよフーゴ、またそんなことしてんのか?」
そういって入ってきたのはミスタ。フーゴとは違いどちらかと言うと動く方が合っていて、考えるより先に手が出るタイプである。まぁそれが彼らしいとジョルノはよく言うのだが。
「おはようございます。ミスタ」
「君にしては早い登校だったね」
「失礼じゃないか?俺だっていつも遅刻したくてしてる訳じゃねぇし!」
いつもより早く目が覚めたらしく、フーゴとジョルノが『珍しい。』という。
「Ciao!ジョルノ!相変わらず可愛いわね!」
「トリッシュ!茶化すのはやめてくださいよ!」
この学校の数少ない女子でディアボロの妹、トリッシュが教室に入ってきた。彼女はジョルノをたいそう可愛がっている。なんと眼福なことか。
「そんなことない!ジョルノは可愛いわ!ねぇ?」
トリッシュがそう言って少し空気になりかけていた男子二人に話をふると二人はうんうんと頷いた。
「全く二人して…トリッシュの方が可愛いでしょう?僕はそこまd「フーゴー!宿題見せてくれ!!!」…ナランチャ…忘れたんですか?」
ここでトラブルメーカーが登場。やんちゃを通り越して煩いナランチャ。この中で一番年上なのに一番学力が低い。お世辞にも良いとは言えない点数をよくとる遅刻常習犯だ。そんな彼がジョルノの台詞を遮り走ってやってきた。どうやら、今回の宿題を出さないと落第が確定らしい。
「あっジョルノおはよー!」
「おはようございます…ナランチャ、あなたいつになったら課題を真面目にやるんですか…?」
「いやジョルノ、あいつはいたって真面目だ…やることはやってあるんだ…」
「は?じゃあなんで…」
「こいつ…16×53=28って書いてやがる…」
ジョルノとトリッシュはやっぱりナランチャだ…と思った。ミスタはそれを見て大爆笑している。
「何が可笑しいんだよ!?」
「だって…掛けてるのに!数が減って…!」
そんな二人のやり取りを聞き、ジョルノはそろそろかな…とフーゴに目をやる。フーゴはというとわなわなと肩を震わせている。
「トリッシュ、廊下に出ましょうか。あとフーゴ、教室ぐちゃぐちゃにしないでくださいね?」
「あぁ…分かってる」
トリッシュとジョルノが廊下に出た瞬間教室の中から
「このクサレ脳ミソがぁーーー!!!!」
と言う怒声とグサッと何かが刺さる音が聞こえたのは言うまでもない。
そんな日常茶飯事になれたジョルノはまぁ、これも楽しいよなぁ…とクスリと笑った。